ウィンディ・ガール: サキソフォンに棲む狐 I (光文社文庫 た 40-1 サキソフォンに棲む狐 1)
ウィンディ・ガール: サキソフォンに棲む狐 I (光文社文庫 た 40-1 サキソフォンに棲む狐 1) / 感想・レビュー
Pure
正直に言います。ジャケ買いです(笑)。内容は、可もなく不可もなくというところ。続編があるようで、そこまで読まないと正確には評価できません。吹奏楽部でサックスを吹いている女子高生がジャズに魅せられていくストーリー。実際に吹奏楽やブラバンをやっていた人にはたまらない部分があると思います。ただ登場人物のキャラが極端で厚みが足りない感じ。物語もエピソードが唐突な感じ。それでも、この巻では解明されない謎があるので次巻を読みたくなります。
2016/09/29
ぶんこ
後半部分を月刊小説誌で読んでいました。 父親が永見光太郎、永見緋太郎さんとの関係は? 気になるところで終わっています。 2巻が手元にあるので、すぐ読みます。 吹奏楽部は、読んでると体育会系そのもので驚きました。 上手くならないイライラも、上手な人、才能ある部員への気持ちも痛いようにわかるだけに辛い読書です。
2015/02/22
したっぱ店員
吹奏楽部の女子高生の話・・で「青空エール」を連想したら全然違って、びっくりするほど爽やかじゃない。殺伐とした部の空気には思わず眉間にしわが寄ってしまう。その上にサックスに棲みつく狐の霊(?)による安楽椅子探偵要素が乗っかるけど、そっちは添え物な感じでちょっと肩すかし。父の謎など風呂敷ひろげたまま終わったのでちょっとショック。これなら上下巻扱いにして同時刊行にしてほしかった。
2015/07/31
七色一味
読破。「Ⅰ」ってあることは、当然「Ⅱ」があるんでしょうね? これで続編ないって言ったら、殴りこんじゃうぞっ(どこに?)☆全体的に見て、大きなストーリーの導入部という感じの構成ですかな。父親のこと、母親の態度と本書の最後での狼狽ぶり、サックスのこと、音楽のこと。いろいろな、全体を構成するパーツがぶちまけられた状態。この先どう転がっていくのか、気になる作品です。
2014/11/27
トリプルアクセル
女子高生の成長を描いた青春ミステリ。吹奏学部での出来事を中心にストーリーは進んでいく。永見緋太郎シリーズとは違い、ミステリ要素は薄め。演奏部分の描写はさすがの一言で、ジャズを知らなくても読んでいて心地良い。終わり方は唐突でこの作品のみでは完結していないため、続きが気になること間違いなし。
2017/12/21
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