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魅入られた瞳: 南青山骨董通り探偵社II (光文社文庫 い 46-3)

魅入られた瞳: 南青山骨董通り探偵社II (光文社文庫 い 46-3)

魅入られた瞳: 南青山骨董通り探偵社II (光文社文庫 い 46-3)

作家
五十嵐貴久
出版社
光文社
発売日
2015-06-11
ISBN
9784334769192
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魅入られた瞳: 南青山骨董通り探偵社II (光文社文庫 い 46-3) / 感想・レビュー

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相田うえお

★★★☆☆23048【魅入られた瞳: 南青山骨董通り探偵社II (五十嵐 貴久さん)】シリーズ第一弾を入手できず、飛ばして『 Ⅱ 』を読んだのですが支障なく読了出来ました。本作品、読み始めは、日本で一般的な浮気,不倫のド直球な探偵ネタでの話かな?と思ったんですが五十嵐さん作品、そんなわけはなく、変化球バンバン!ページを捲る毎に気が気でない展開になっていくんです。そうそう、登場人物に美紀という女性が出てくるんですが、このキャラ設定がバッチリで、とにかくメチャ強!ちょっぴり痛快な気分を味わえました。

2023/07/10

Rin

題名のとおり、魅入られちゃった雅也くん。チョロいなぁと思いつつも、潔く手の上で転がされる覚悟に彼の良さがあるのかなぁ?不満もたっぷりな探偵業務の上では、金城さんの手の上で転がされてるのかな。井上くんとの掛け合いも面白く、ピンチの中にも笑いを忘れない彼らに、テンポよく読み進めることができた。今回はバトルもあり、美紀さんの活躍と雅也くんの機転が見れた。ダメダメな探偵雅也くんは少しずつ成長するのかな?恋人はできるのかな?次はもっと探偵としの仕事と活躍があるといいね、と思いつつの読了でした。

2019/03/20

aquamarine

シリーズ二作目。前作でリーマンだった主人公はちゃんと探偵社の一員となっています。事務所で電話番ばかりさせられていた彼が最初に任された仕事はなんと美人妻をクリニックに送迎すること。話はあっさり目で送迎の理由などは読んでいるうちに何となく想像できてしまいますし、途中のアプリの設定などはフラグが目立ち過ぎでうっかり笑ってしまったほど。でも畳みかけるようなアクションシーンは面白くて後半はすごい勢いで一気に読んでしまいました。前作の方が主人公が男前で読み応えがあったような気がしますがこれはこれで私は好きです。

2016/07/12

Tsuyoshi

会社を辞めて本格的に探偵として働く事になった主人公の雅也にあたえられた最初の仕事は年上の美人妻の病院への送迎業務。やがて美人妻に惹かれていくものの仕組まれた罠に嵌まってしまう展開に。本作もテンポのよさと軽快なやり取りにて楽しく読了。雅也が女性不信に陥らないか心配だ。

2018/07/09

再び読書

誰でも予想出来る雅也の思い違いは兎も角、人間関係は入り組んだ結末だった。後味はと言うとスッキリとは言い難い志津恵の鉄面皮な裏の顔は雅也が今後人間不信になっても仕方ないよくに満ち溢れていた。その上前をはねる金城社長の強かさは迫力があった。前作ではここまでのキャラクターは同僚の探偵に見られなかったが、意外に感じた。特に立木の最近の会社員には見られない面倒臭さや、元女子プロレスラー美紀のパワフルな活躍等読み応えはある。さあ、次の作品が楽しみになりました。

2018/05/21

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