ようこそ夢屋へ: 南蛮おたね夢料理 (光文社文庫 く 11-10 光文社時代小説文庫)
ようこそ夢屋へ: 南蛮おたね夢料理 (光文社文庫 く 11-10 光文社時代小説文庫) / 感想・レビュー
み
アンソロジーでしか読んだことのなかった作家さん。さくさくと♪明るいお話しではなかったけど、読後感は悪くないです。キャベツやトマトが日本で育て始められた様子やお料理が面白かったので、続編出たら手にします(^_−)−☆
2016/05/11
mr.lupin
倉阪鬼一郎さん、初読み。美味しい料理と人情話の時代小説、また新たなシリーズを見出だしたかな。出てくるのもホントに良い人達ばかりで、ちょっとベタな展開であったが、十分に楽しむ事ができた。しかし、子供や人が亡くなると言うのは、少し抵抗があるかな。今まで手にした料理系?の時代小説と比べると、西洋の食材がでてきたりして、中々目新しさもあった作品だった。⭐⭐⭐⭐⭐
2024/07/03
まー
江戸の町で料理屋を営むおたねたちが、重い病にかかった薬種問屋の息子のために南蛮渡来の料理を工夫して滋養をとどける…読みやすく、すいすいと読了。想いと志は続いていく。
2016/07/26
メルル
時代ものですが、とても読み易くてあっという間に読了。おたねや周囲の人々の優しさが身に沁みる。良い人しか出てこない。料理は心や病を癒す。実際にこんな料理はまだ存在しなかっただろうけど、みんなで知恵を出し励ましあって初めての料理を作る様子は面白かった。聞いたことも見たこともない料理を作るって難しいだろうな。
2016/05/12
keith
死病を得た薬種問屋の跡取り息子に、滋養溢れる料理を南蛮由来の食材や調理法で提供しようとする料理屋「夢屋」のお話。人情味のあるいい話なんですが、どうしても「みをつくし」と比べてしまいますね。
2017/05/30
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