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戦争の社会学 はじめての軍事・戦争入門 (光文社未来ライブラリー Mハ 1-2)

戦争の社会学 はじめての軍事・戦争入門 (光文社未来ライブラリー Mハ 1-2)

戦争の社会学 はじめての軍事・戦争入門 (光文社未来ライブラリー Mハ 1-2)

作家
橋爪大三郎
出版社
光文社
発売日
2023-06-13
ISBN
9784334770716
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戦争の社会学 はじめての軍事・戦争入門 (光文社未来ライブラリー Mハ 1-2) / 感想・レビュー

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99trough99

ウクライナが続き、ガザで人が傷つき、台湾侵攻の脅威が取り沙汰される昨今。戦争関連の本を読むことが増えたが、本書は識者による大学での「軍事社会学」講義を再録したもの。第一次世界大戦までの戦争論の歴史は、やや難しかったが(とはいえ、クラウゼヴィッツの戦争論には深く同意)、太平洋戦争から、戦後日本のたどった道の分析、そして現代のテロと戦争の違いなど、納得感の高い読後を得られた。何度も読むべきですね、これは。

2024/03/16

こも 零細企業営業

7年前に出版された本を加筆した本だった。確かに戦争の社会学だった。古代、統治の下で軍隊が組織されて農民兵が権威を持って市民になったりしている。中世は領主達が独自に軍事力を持っていたか、、そして、フランスのナポレオンの時代になって銃とナショナリズムを煽ってヨーロッパを蹂躙。第一次世界大戦でトータルウォーへ以降。第二次世界大戦では日本の失敗を散々書き殴って。冷戦に移行して、タリバンのテロをキッカケにテロとの戦いになる。そして、戦死者を出さない機械の兵器を紹介して終わる。

2023/06/13

ta_chanko

古代から現代までの戦争を一通り学べる一冊。青銅器時代には貴族が政治や軍事を独占していたが、鉄器時代に入ると武器を量産できるようになり農民兵も戦闘に参加。また馬に騎乗できなかった時代には戦車が主力だったが、鐙の開発により自由度の高い騎兵が生まれた。そして長らく、遊牧民の騎馬隊が最強の軍団だった。火薬兵器が登場するまでは。火薬兵器は騎士や傭兵の時代も終わらせ、戦争も大規模化。国家の生産力が問われるようになると、国民国家が形成されて徴兵制がしかれ、総力戦体制に。そして核兵器が開発されると、冷戦やテロの時代に。

2023/07/27

templecity

戦争は国家で行うので、国際法上は犯罪にはならない。なので現代では部族や特定の集団がテロや殺戮を行うと犯罪となる。武器の変遷で戦略も変わってくる。

2023/08/20

乱読家 護る会支持!

古代から近未来までの「戦争の仕方」の歴史を学ぶ本です。 日本は、いつ戦争が起こってもおかしくない情勢下にあり、この本は国民の命をどうやったら守れるかを考えるキッカケになると思います。 この本も強くオススメします。

2024/04/23

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