こちら警視庁美術犯罪捜査班 (光文社文庫 か 53-3)
こちら警視庁美術犯罪捜査班 (光文社文庫 か 53-3) / 感想・レビュー
いたろう
美術に関する専門知識が必要な事件を捜査する、警視庁の美術犯罪捜査班。と言って、美術に関するマニアックな薀蓄や、美術ミステリによくある、どんでん返しのコンゲームなどを期待すると、全く当てが外れていまう。ここに書かれているのは、美術に詳しい美人刑事・岸すみれと、美術に関しては全く素人の頼りない後輩刑事・三田村豪気の凸凹ペアによる、コメディタッチのゆる〜いミステリ。美術ミステリを期待して読むと、期待が外れてしまうが、ゆるいコメディと考えて読むと、なかなか楽しい小説になっているのは、直木賞作家、門井さんの力量か。
2020/05/24
Makoto Yamamoto
軽いタッチのコメディ風のミステリー。若い刑事の三田村豪気が配属されたのは、警視庁捜査二課美術犯罪捜査班。二人しかいない部署で上司は美人で美術に詳しい岸すみれ。 そこは、美術品犯罪に対応する警視庁唯一の部署。 捜査対象は対象は美術品で大きなもうけを出している販売会社。 ロダン、キリコ、ゴッホの作品等も登場し、チョット美術も楽しめた。
2020/06/06
紫陽花
読みやすい本でした。レンブラン、ロダン、キリコ、ゴッホ。私は美術に疎いですが、時代や作風なども説明されており、Google先生に質問しながら楽しく読めました。それにしても美術の世界は奥が深いですね。もっと勉強していきたい。知りたい。と思いました。
2020/10/16
hnzwd
美術知識の無い新米部下と美貌の女上司という美術ミステリでは定番のスタイル。事件自体に生き馬の目を抜くような、、という所まで感じられなかったのは少し消化不良でした。最終話も、、あの落とし方は反則かなぁ。
2016/02/16
み
余りに軽~く読めちゃいました(^^;楽しめたんですが…。
2017/06/22
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