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優しい死神の飼い方 (光文社文庫 ち 5-1)

優しい死神の飼い方 (光文社文庫 ち 5-1)

優しい死神の飼い方 (光文社文庫 ち 5-1)

作家
知念実希人
出版社
光文社
発売日
2016-05-12
ISBN
9784334772895
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優しい死神の飼い方 (光文社文庫 ち 5-1) / 感想・レビュー

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ehirano1

歴とした神の一員でもある『死神』を『飼う』とは不敬のような気がするのですが、これにはいろいろな意味が込められていると感じました。①死神に肉体を不法占拠されている犬をペットとして飼うことwww、②ホスピスのほぼスタッフとして無償労働する犬と化した死神を飼うことwww、③各々の生命を正しく飼うこと。③は本書からの当方が受けたメッセージ。良い読書でした。

2019/06/09

zero1

人は必ず死ぬ。だがこの世に想いを残す。人生の残り時間が見えた人はどう生きる?左遷された死神が地縛霊を防ぐため犬として派遣。この死神リンゴでなくシュークリーム好き。古い洋館を改装したホスピスで看護師の菜穂に飼われる。戦争時の駆け落ちに宝石商の強盗、挫折した若い画家の声を聞く。文章が冗長で正直、退屈した。ミステリーも浅い。何故4人目の患者を嗅ぎ付けられなかったか不思議。死が近い末期の患者なのに元気なのも謎。作者が医師だけあって病気には詳しい。結末も容易に予想できて安易だけどクリスマスに読みたい一冊。次は黒猫。

2019/11/19

ちょこまーぶる

心が温まる一冊でした。レオと言う優しい死神が、ホスピスで死期が近い人がこの世に未練を残さないように導いていくお話が中心なんですが、病院に勤務しいると病気に苦しんでいた患者さんの亡くなった際の顔が、物凄く穏やかな顔をしているという場面に立ち会う事があります。この本を読んで優しい死神が病室に訪れて居る?かもなぁ~という思いになりましたね。優しい死神さんなら病室訪問は大歓迎ですね。そして、病院の存続をかけたダイヤの捕り物場面は面白くてページを捲るスピードが速かったですね。レオの言霊と心の声が面白かったなぁ~。

2018/09/17

三代目 びあだいまおう

ベスト·オブ·ベストレビュアーびびんさんのイチオシ本!それがなければきっと手にしなかった。余命いくばくもない人間が未練を残してこの世を去る時を待つ、その『未練』を雲散霧消すべくこの世に遣わされた死神は犬の身体を借りて『未練』を溶かしてゆく!簡単に言うとそんな話。短編が続く、語り手はいささか上から目線の『犬』、でも何故か大事に読み進めたくなる。ハートウォーミングで感動を誘う!『死』を見つめることで生きる目的を考えさせられる素晴らしい作品です!涙は地球上で最も小さな『海』!愛と優しさに溺れます‼️🙇お薦め!

2018/12/14

さばかん

第一章読んだ時点であぁ……これは好きじゃない奴だ……ってなって第二章読んでもう嫌だ……って思ったけど、第三章以降は面白くなっていった。  7年前から始まる一連の事件、70年前の出来事、そして現在に起こる大事件。  上手く物語が出来ていて良かった。  キャラクターたちの心情の変化もうまく描けていて良い。  ま、終わり良ければすべて良しってな。

2017/01/04

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