誰知らぬ殺意: 夏樹静子ミステリー短編傑作集 (光文社文庫 な 1-32)
誰知らぬ殺意: 夏樹静子ミステリー短編傑作集 (光文社文庫 な 1-32) / 感想・レビュー
冴子
夏樹さんがまだ若かった頃からのファンだったので、昨年亡くなった時はショックだった。しかし久しぶりに読んだ短編集は40年も前のものだけに、心理やトリックは見事だが、年齢や仕草などがいかにも古いのは仕方ないか。不倫をテーマにまとめられた作品群はやはりドキドキさせられる。
2017/05/04
アコ
7篇収録。1990年から2000年に別の文庫で出版済作品を集めた傑作短篇集。著者の名前こそ存じ上げているも初読み。(検事・霞夕子シリーズなどドラマも観たことがない。)/繊細な心理描写と美しい文章はさすがだなと感じるも、あらゆる設定にずいぶん時代を感じてしまってイマイチ感情移入できず。再挑戦するか迷う。/著者に関心を持ったのは山村美紗の人生をまとめた「京都に女王と呼ばれた作家がいた」(花房観音 著)より。これ面白かったなぁ。
2021/10/12
fumikaze
「誰知らぬ殺意」表題を含む、夏樹静子短編集。面白かった、…と思うのだが読み終わって1ヶ月近く経つと殆ど忘れている、情けない、後でもう一度読もう。
2017/10/26
JKD
40歳前後のちょっと危険な男女による緻密な殺人計画のはずが、誰にも知らせられない後ろめたさのせいで、どこか抜けができてしまう。そういう姑息な場面がたくさん出てくるのでハラハラさせられる。正統派ミステリー。
2016/08/06
海星梨
KU。全員、シタ女なのはどーにかならんのか。二つ三つならまぁいいけど、七つともだかんな……。この短編傑作集、あと二冊あるけど、こちらも全員不倫してんのかな?
2022/12/04
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