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流鶯: 吉原裏同心(二十五) (光文社文庫 さ 18-62 光文社時代小説文庫)

流鶯: 吉原裏同心(二十五) (光文社文庫 さ 18-62 光文社時代小説文庫)

流鶯: 吉原裏同心(二十五) (光文社文庫 さ 18-62 光文社時代小説文庫)

作家
佐伯泰英
出版社
光文社
発売日
2016-10-12
ISBN
9784334773601
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流鶯: 吉原裏同心(二十五) (光文社文庫 さ 18-62 光文社時代小説文庫) / 感想・レビュー

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雪風のねこ@(=´ω`=)

初読(何!)いやほんとに佐伯さん初読。何を勘違いしたか25巻を最初に読んでしまう愚行。きっと澄乃にすら呆れられてしまう所業である。スケジュールが押しているんで読まずに返してしまおうかと思ったけれど、ちょっと試すつもりで項を繰るとこれがもう素晴らしい。丁度節目であった為か地図もあり人物の説明も十分。派手さはないけれど心情描写がとても丁寧で染み染みと感じ入る。筆致も丁寧で読み易く、円熟さが感じられる。時代小説でこれほど感じ入った事は無い。後書も素晴らしく、読了後五体投地した。今直ぐにでも最初から読み通したい!

2017/02/20

KAZOO

この巻で一区切りつくような感じの終わり方になっています。主人公の剣の技は最後に少しだけ出ますが、最初に裏同心になりたいという女性剣士が出てきて吉原の紹介をしています。吉原の頂点に立つ太夫が死んだ札差に落籍されていち市民になりそこで、・・・・・。佐伯さんはこのあとをどう続けていくのでしょうか?これが1年以上前に出版されその後は吉原裏同心抄ということで2冊出て近刊でさらに今後1冊出ることが決まっているようです。

2018/01/09

いつでも母さん

今回は・・もうね、次を早く!!って感じの終わり方で読者の心を離しませんね佐伯御大は。ともかく大きく動いた吉原だった。張りの吉原、薄墨太夫の最後の花魁道中が良いねぇ。落籍させた半右衛門の心意気がまた良い。そこでだ、姉様・汀女の段取りではないだろうに・・場所は丹頂庵。天気まで何かをお膳立てするのか?嗚呼、どうする、どうする?幹次郎よ! 作者の思惑はどこにあるのだろう?いつまでもこの線で引っ張るはずもないだろうが、裏同心に女の見習いも現れた事で吉原全体が動きそうな予感がするのは私の穿ち過ぎか。

2016/10/19

とし

吉原裏同心「流鶯」25巻。女性の見習裏同心の登場、薄墨太夫が身請けされ幹次郎、汀女夫婦と同居とビックリでした、今後どんな展開になるのか次巻が気になリます。

2016/10/27

冴子

ついに最終巻となった。いろんな出来事があり、誠実な性格と口の固さ、欲深くなく質素に暮らすその人柄が、多くの周囲の人を惹き付け、信頼を勝ち取ってきたのだと思う。この先にも話は続くようだが、加門麻となった薄墨太夫と、姉様との3人暮らしはちょっとドキドキ。女裏同心の澄乃の成長も楽しみ。

2018/10/28

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