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こちら弁天通りラッキーロード商店街 (光文社文庫 い 46-5)

こちら弁天通りラッキーロード商店街 (光文社文庫 い 46-5)

こちら弁天通りラッキーロード商店街 (光文社文庫 い 46-5)

作家
五十嵐貴久
出版社
光文社
発売日
2016-12-08
ISBN
9784334773939
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こちら弁天通りラッキーロード商店街 (光文社文庫 い 46-5) / 感想・レビュー

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しんごろ

シャッター商店街を、借金して逃げてた男がなんちゃって坊主になってしまって、商店街を復興させるという滅茶苦茶な話!まあ、復興させる方法が、実際はありえないとは思うし、ラストは雑というか強引というかね。それでも楽しく面白く読めました。高齢者に生きがいという元気を与え、読み手にも生きがいというのも見つければ、辛いことも、きっと乗り越えられるというメッセージを感じました。再読の時のBGMには渡辺美里『eyes』がいいかな。とくに収録曲『死んでるみたいに生きたくない』がハマりそう。

2018/05/04

ゆみねこ

借金取りに追われ、見知らぬ町の無人の寺に逃げ込んだ笠井武。地元の老人たちに新しい住職と勘違いされ、ポックリ逝かせてくれと懇願される。ふと口にした思いつきがシャッター街と化した商店街を甦らせる!?うん、重い作品の間に読むにはもってこいの軽さ、楽しい読書でした。

2018/06/29

はつばあば

連帯保証人にはなるものじゃないと聞かされて育った私。飛んで逃げた安間はどうしているのだろう。地道にぽつぽつと暮らしていても時代の流れが個人店舗を破滅に追い込む。商店街の経営者も老いて・・望むはぽっくり死。俺、笠井は借金取りから逃げて住まいにしたのはお寺。ぽっくり寺信仰と世間を騒がせたサラ金の取り立てのキツイ時代を思い出します。シャッター商店街にもう一度活気をと願う喫茶店主。全て100円で最後の人生一花咲かせてみせましょう。五十嵐さんはリカなど幅広い作品を書かれています。こういう本も息抜きにはいいです

2022/03/29

りょうこ

五十嵐貴久さんにしては思ってたより軽かったなぁ。2時間ぐらいで読み終えちゃった。出てくる人がほぼ老人と偽坊主(笑)この商店街が今後どうなっていくのか?っていうかどうなったのか?気になるところ。軽い続編希望。

2016/12/21

Walhalla

いわゆる「シャッター街」となってしまった商店街を再生させるお話です。(恐らく)モデルがある訳ではなく、ビジネス小説に分類される訳でもなく、いろいろ突っ込み所がありながらも、楽しく読めるお話でした。私の住む街にも、古くからある商店街があるのですが、雨の日に傘いらずで通る以外に利用したことがありませんので、今度、お店の中をちょっと覗いてみようと思います。

2018/12/27

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