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オペラ座の美女: 女子大生桜川東子の推理 (光文社文庫 く 10-17)

オペラ座の美女: 女子大生桜川東子の推理 (光文社文庫 く 10-17)

オペラ座の美女: 女子大生桜川東子の推理 (光文社文庫 く 10-17)

作家
鯨統一郎
出版社
光文社
発売日
2016-12-08
ISBN
9784334773960
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オペラ座の美女: 女子大生桜川東子の推理 (光文社文庫 く 10-17) / 感想・レビュー

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coco夏ko10角

シリーズ第5弾。今巻で扱うのはオペラ、飲み物はビール。読んでて自分ってオペラに関して知らないことだらけだなと。いるかちゃんがバーにすっかり馴染んでいい感じ。

2020/05/30

マッちゃま

思ってたよりキレイにまとまってて面白かったです。いつものメンバーで金曜の夜にバーに集まり、今回はビールと昭和歌謡のウンチクを語りつつ、オペラに因んだ様な事件の謎を東子が解き明かす短編集。オペラの演目の隠された謎と事件がリンクしているので、オペラについての鯨流の新解釈が思う存分に楽しめました。こういう小ネタを散りばめた作品の安定感は流石です。

2018/02/13

TheWho

著者「今宵、バーで謎解きを」の続編で「女子大生桜川東子の推理シリース」第5弾。渋谷のバーに集うマスターを筆頭に探偵の工藤、ライターの山内、バーのバイトになった坂東いるかが、オペラを元ネタに大学院生の東子が真相を究明するバー・ミステリー。今回はビールの薀蓄と昭和のレコード大賞の逸話を交えてカルメン、椿姫、蝶々夫人、フィガロの結婚、サロメのオペラの大作と、未解決事件を絡めた5篇のミステリー。共にオペラの演目の物語の新解釈が面白可笑しく綴った一冊です。

2018/07/12

とも

書店で見掛けたので買ってみたらシリーズひとつ飛ばしてた模様。オペラの物語に準えた事件を推理することでオペラ本体の隠れた一面を明らかにする…というようなお話。久しぶりだったからか世間話パートはどうにも目が滑ってしまいほぼ推理部分のみ読むかたちに…それでもテンポだったりくどさが気になるところもしばしばでした。オペラはあまり詳しくないので登場人物たちの言う「腑に落ちない」がピンと来てないまま実はそうだったのか~!まで進んでしまう感じ。

2016/12/16

LUNE MER

シリーズも5作目となり、登場人物(工藤)目線での地の文のリズムの取り方、(独白での)ツッコミの入れ方が益々冴え渡ってきている気がする。さて本作の事件のモチーフはオペラであるが、それを置いといてもお酒がビール縛りであることをアピールしておきたい。毎回毎回、私の好きな銘柄が登場し、ビールの種類についてのいるかちゃんの薀蓄は自称ビール愛好家の私も「そういうことだったのか💦」と勉強になることばかりで、ビールを片手に読みたいミステリー堂々のNo.2確定である✨(一位は「麦酒の家の冒険」に決まってる)

2019/09/05

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