ユタが愛した探偵 (光文社文庫 う 1-83)
ユタが愛した探偵 (光文社文庫 う 1-83) / 感想・レビュー
fullhouse
ひょんなことから沖縄に行くことになったので、沖縄本島×ミステリーを探して見つけた1冊。 沖縄を扱ったミステリーの少ないこと。確かにその歴史を思うと題材にしづらそうだし、そもそも、ゆいレールで時刻表ミステリーとかムリそうだし。 久々の浅見光彦は、やっぱり相変わらずでした。
2017/09/23
はなうさぎ
浅見光彦シリーズ。ドラマはよく見るけど、なんと小説は初めてで、たぶん初読みの作家さん。さんざんTVで見ていたので最初は何だか変な感じでした(^^) 物語の舞台は沖縄。他作品は読んだことがないので分からないけれど、この作品は、推理より、沖縄の歴史や沖縄人の思い全般にわたって多く重きをおいているのかな。事件の部分は何とも切ない。沖縄という土地の雰囲気や「ユタ」という設定がいっそう切なさを濃くしている。光彦のキャラってTVと少し違う感じだったけど、嫌じゃなかったな。とても面白かったので、他作品にも期待値大です。
2017/05/17
m
沖縄が舞台。本書でシリーズ全国制覇だとか。ユタは恐山のイタコより圧倒的に多いことなど、本筋とはあまり関係のない沖縄の知識が面白かった。やはり浅見光彦が登場すると締まるなぁ。
2022/11/19
あふん
沖縄の歴史を通り一遍しか知らないので、いつもテレビで見ているキラキラした沖縄の裏側を見た感じでした。 情景がとてもリアルに書かれており、土地土地の説明も書かれているので、自分がその場にいるような気分になりました。 あと、普段読まない漢字の読みを知れたのが面白かったです。「斎場御嶽」を「せーふあうたき」と読むとか知らんかった。
2020/02/06
Kiyoshi Utsugi
内田康夫の「ユタが愛した探偵」を読了しました。 今年の3月に光文社文庫から初版が出ていたので、初めて読むものと思って購入して読み始めたのですが、どうも以前に読んだことのある内容… 調べてみたら角川文庫のものを購入して読んでました。
2017/04/22
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