浅き夢みし: 吉原裏同心抄(二) (光文社文庫 さ 18-64 光文社時代小説文庫 吉原裏同心抄 2)
浅き夢みし: 吉原裏同心抄(二) (光文社文庫 さ 18-64 光文社時代小説文庫 吉原裏同心抄 2) / 感想・レビュー
とし
吉原裏同心抄「浅き夢みし」2巻。やはり吉原に居る幹次郎さんが良いですね安定感抜群、今や吉原に無くてはならない存在感ですね仙右衛門さんと少し険悪ムードがありましたがそれなりに落ち着良かったです、汀女と麻との仲も良好、次巻は「うすずみ庵」の完成か。
2017/10/31
KAZOO
主人公はまだまだ吉原の仕事にかかわっているのですから、抄という言葉をつけなくても今までの続きでよかったのではないかという気がします。吉原に対する上からの圧力などが感じられるのですが、それを跳ね除けていきます。また、あし抜けをしようとした将来太夫になりそうな娘を主人公独自の考え方(吉原会所の考え方とは異なる)でやり直させようとしていきます。これが今後の主な流れになるのでは(私としてはこの娘が這い上がって太夫になるまでが語られるのではと思いますが)、と思っています。
2018/01/16
優希
面白かったです。様々なことが起こるので飽きることはありません。先が見えない展開に引き込まれっぱなしでした。
2022/05/16
はにこ
またもや「吉原五箇条遺文」絡みの事件が。。吉原の権力を手に入れようとする輩の多いこと。玉藻の結婚、うすずみ庵の建設、桜季の問題など幹どのの身の回りでも色々あった。ここのところ密命も多いことからか、仙右衛門との関係があまり良くない気がする。。同輩として仲良くやって欲しいんだけどねー。
2021/05/30
冴子
離れ家も少しずつできてきた。桜季のことも頭を悩まされたり、鎌倉の事件にはまだ続きがあったり、と幹次郎は忙しい。玉藻の結婚式は感動的だった。
2018/12/06
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