鳳雛の夢(中): 眼の章 (光文社文庫 う 16-27 光文社時代小説文庫)
鳳雛の夢(中): 眼の章 (光文社文庫 う 16-27 光文社時代小説文庫) / 感想・レビュー
とし
鳳雛の夢(中): 眼の章2巻。死を覚悟し白装束にて秀吉に対面したり、金の陣羽織を着て、将には朱や黄色の派手な陣羽織身につけさせ、秀吉に面談するため洛中行く伊達の行列、次巻秀吉との対決が楽しみです。
2020/08/18
キャプテン
★★★★★_「きゃぷ衛門とゆく時の旅フェア」【西暦1589年もう一つの戦国時代編】奥州の名門に生まれながら、激動期に生まれたがゆえ、高く飛ぶこともままならない竜。天下人秀吉殿に目をつけられた政宗殿。大胆な対応で、辛くも危機を逃れる政宗殿に、何度もふぅ…と安堵の息を出してしまったでござる。政宗殿は、摺上原の戦い、文禄の役を乗り越えて、豊臣の没落を予見する。そこに、隻眼から見据える、一つの夢の姿がござった。政宗殿を通して戦国の世を見たのなら、この時代で「生き残る」ことがどれだけ難しいかよく分かるでござるよ。
2017/12/07
如水
政宗、奥羽を席巻する。齢22歳…て凄く無い?って言うのが良く分かる中巻でした。ただ政宗個人が…と言うよりか片倉景綱や伊達成実の活躍がかなり目立つ内容でしたが?話は人取橋合戦後から秀吉との会見、国替えによる奥州一揆迄。ただこの齢で秀吉と渡り合えたんだから、強いて言えば『時間との戦い→もしもう少し早く産まれてたら…』と言うのが残念でなりません?せめて後5年有れば…と言っても「タラレバ」は歴史物には禁句(?)モノなので『天下の伊達者』がど〜切り抜けて行くか楽しむ事にします?
2018/12/06
てん
弟小次郎の殺害と、実の母の追放が有名なエピソードだが、意外にあっさり。引き続き、内紛の鎮圧に明け暮れる。豊臣秀吉との向き合い方を決め小田原へ参陣。その後上洛。さらさらと読んでしまった。
2017/12/07
ichi
豊臣秀吉の世になり、奥州一揆を引き起こした疑いをかけられた伊達政宗が秀吉に呼び出しを喰らうところまでで下巻へ…。しかし、この時代の奥州は政宗だけではなく、最上、相馬、佐竹など四方が敵だらけで隙あらば戦を仕掛けられてしまう時代だったのか!と知りました。下巻はいよいよクライマックス。どのような結末で締めくくるのか?
2017/11/21
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