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美森まんじゃしろのサオリさん (光文社文庫 お 46-3)

美森まんじゃしろのサオリさん (光文社文庫 お 46-3)

美森まんじゃしろのサオリさん (光文社文庫 お 46-3)

作家
小川一水
出版社
光文社
発売日
2017-11-09
ISBN
9784334775568
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美森まんじゃしろのサオリさん (光文社文庫 お 46-3) / 感想・レビュー

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ソラ

読みやすくて良いし、普通の田舎舞台かなと思ったらSF的?なところもあって特徴となるところなんだけど、なんとなくオチがピンと来なかったかなぁ。

2017/12/03

緋莢

過疎が進む山村「美森町」に祭られている守り神の「美森さま」。死んだ人を家族の元に連れて行ってくれる、イノシシのように木を吹っ飛ばすなど、美森町で起こる不思議な事件は美森さまの使いが起こしていると言われ、それを岩室猛志と貫行詐織の探偵ユニット「竿竹室士」が解決していく連作短編集。帯に<民俗学×SF×ミステリー>とあるように、民俗学っぽい舞台に炊事ロボットなどテクノロジーも登場し、上手く融合しています。題材は好きですし、この作家の文章も苦手ではないはずなんですが、あまりハマれないまま終わってしまいました

2018/02/03

Sakie

杉江松恋の書評が気にかかった小説。よくできたラノベと思いきや、どこか変わっている。住民が高齢化した山村が舞台だ。何でも屋の若者と最新技術や機械で生活が持続できている設定。風景描写が、ただ今見ているかのように美しい。住んでいる者の複雑な気持ちが、自分のそれのように詳しい。『時代が進むとともに、入ってくる人たちも昔よりはるかに異質になった』。ここは著者の住む村なのか。新しい者と古くから住む者を融合させるための祭。変えるのではなく、生むための。最後の真っ白な大仕掛けも劇的で面白い。ミステリとしては少々難あり。

2018/08/27

アラム

SF作家の小川一水としては少々変わり種の作品。G県(岐阜かな)の田舎町を舞台に起こるちょっとした事件や出来事を、土地の神である美森さまのお使いの伝承を絡めて描く。とはいえ、SF作家らしく田舎ながらテクノロジーなブツもちらほらで、新旧入り混じった風景が楽しい。著作には、一本気な女性が多い作者だが、本作は少し悪い方向に一本気なのかなぁ、と。続編があれば、だんだんほぐれて行くのかな。

2018/11/21

ソラ

【再読】

2018/01/13

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