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出好き、ネコ好き、私好き (光文社文庫 は 1-9)

出好き、ネコ好き、私好き (光文社文庫 は 1-9)

出好き、ネコ好き、私好き (光文社文庫 は 1-9)

作家
林真理子
出版社
光文社
発売日
2017-12-07
ISBN
9784334775827
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出好き、ネコ好き、私好き (光文社文庫 は 1-9) / 感想・レビュー

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優希

雑誌「STORY」に連載していたエッセイ。林さんが40代を語っています。若さにはない魅力を弾けた文体で紡ぐのは美の格闘技と言っていいでしょう。

2022/08/03

みつにゃん

ネコ好きというタイトルに惹かれ手に取った一冊。だけど、待てど暮らせど、とうとう最後まで猫の話しは出てこなかった…。しょぼん。これは『STORY』に連載されていた林さんのエッセイ。昔から林さんのエッセイは好き。今回は『“エレガント”とは、ファッションに限らない。知恵を使って、まわりも自分も心地よくする人をそう言うのだ』のお話に一番共感した。気配りって想像力だよなぁ。

2020/05/06

kum

久しぶりのマリコさん。面白かった!マリコさんの生き方はバブリーな香りがするし今もってセレブだなぁと思うけれど、年齢に抗いながら、でも一方でオバサンである今の自分を楽しく受け入れていたりするところは意外と身近に感じたりもする。この時代を力強く生きているセンパイにまたパワーをもらった。

2019/05/27

MIKETOM

STORYとかいう女性ファッション雑誌に連載しているエッセイ集らしい。もちろん中身はファッション、ブランド、ダイエット、エステ、ショッピングとか俺には無縁の話。だけど林節が最高のスパイスになっていて読んでて飽きない。シャネル本店でドレスをオーダーしたんだけど、円・フランレートの計算を間違え、80万だと思ったら300万だったとのこと。仕方なく買ったんだけど「少しも似合っていなかったと思う」ってのには大爆笑。相変わらず自虐エッセイのツボを心得ている。それでもポジティヴに受け止め陽気に前向きに進む林は好きだな。

2021/08/20

patora

キラキラしたものへの筆者の飽くなき探求心に脱帽。還暦を迎えた筆者が「自分の心と年齢とは全くフィットしていない」と書いているが、フィット感の無さが自分の周りの世界への好奇心や若さにつながっているなら、それもまた楽しいと思う。都会の生活、ブランド品に大人の恋、美容にいたるまで名言の宝庫。「小さなルールに敏感でいることが、大人の女性の証し」「エレガントとは知恵を使ってまわりも自分も心地よくする人」同性への時に厳しい目線も気持ちいい。「自分に正直に生きてきた、なんてほざく女は人生の何たるかがまるでわかっていない」

2018/02/01

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