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地の指(下): 松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫 ま 1-52 光文社文庫プレミアム 松本清張プレミアム・ミ)

地の指(下): 松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫 ま 1-52 光文社文庫プレミアム 松本清張プレミアム・ミ)

地の指(下): 松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫 ま 1-52 光文社文庫プレミアム 松本清張プレミアム・ミ)

作家
松本清張
出版社
光文社
発売日
2018-05-09
ISBN
9784334776534
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地の指(下): 松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫 ま 1-52 光文社文庫プレミアム 松本清張プレミアム・ミ) / 感想・レビュー

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竹園和明

死体で発見された都政新聞社の記者、タクシー運転手、東京都厚生局職員。それぞれの事情と思惑が交錯する中、桑木刑事の地道な捜査が続く。その3本のラインに絡む何人かの男女。利用する側とされる側がピンポイントで関わっては消えて行く。名作『砂の器』ほどの幅広さ、丁寧な流れには及ばないものの、病院を舞台とした汚職事件とそれに関わる人々の私利私欲にジワジワ迫る桑木刑事の執念の捜査ぶり。“足で稼ぐ刑事”が少しずつ犯人を追い詰めて行く作品の面白さは、今の時代に読んでも色褪せる事はない。

2019/07/15

ながのゆうこ

都庁衛生課の役人との癒着にどんな裏があるのか最後まで考えさせる面白さと途中からは記号の解読の楽しみも加わったが結末はいささか強引な気がした。それでも桑木刑事の思考の過程はなるほどなと思って読めた。

2018/10/25

ランラン

次から次へと登場人物がいなくなり「そして誰もいなくなる」展開かと思いきや意表をついたラストの展開でした。

2021/07/14

コーデ21

上巻が面白くて下巻も期待したけど…こちらはバタバタとした展開(@@)真犯人もとってつけたような雰囲気だし「メモ」の種明かしも少々お粗末では? 売れっ子で乱作してた頃の作品らしいので、ジックリと練る時間が足りなかったのかも(;^^) でも上下巻とも昭和の暮らし描写が細やかで楽しめました♪

2020/02/16

パチーノ

1962年1月8日から12月31日まで「週刊サンケイ」に連載された。 松本清張が10本以上連載を抱えていた時の1つ。 らしさはあり、ラストは意外な展開ではあったが中弛み感は否めない。

2018/07/25

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