天鳴地動: アルスラーン戦記14 (光文社文庫 た 24-18 アルスラーン戦記 14)
天鳴地動: アルスラーン戦記14 (光文社文庫 た 24-18 アルスラーン戦記 14) / 感想・レビュー
Tetchy
物語の常として、いや過去の歴史が証明するように安泰が続く国などは存在しない。アルスラーンほどの人物が国を治めてもその安定は不条理に壊されてしまうのだ。折角築き上げた安泰が今から人智を超えた存在によって踏みにじられようとしているのがこの物語の行く末だ。まだまだ色々な謎の種が散りばめられ、読者の予断を許さないが、幸いにしてシリーズは完結しているからもう何年も待たされることはない。従ってこの長い助走も大団円に向けての仕込みであり、メインディッシュが極上の物であることを期待して、根気強く待つことにしよう。
2019/05/21
hnzwd
あ、あ、。。これからパルスの反撃だと。。櫛の歯が欠けるようになっていくのが辛い。みんなカッコいいんだけどさあ。辛い。
2022/05/29
Tanaka9999
2018年発行、光文社の光文社文庫。かなりホットな戦いが続く。意外な展開もあるのだが、登場人物だちがどういう戦略を描いているのかが、わかりにくいような気がする。なんか大変な状況過ぎて、どうすればよくなるのか、よくわからないのだが。
2024/02/13
なつみかん
アルスラーンの翼が欠けてゆく、こういった形で話が盛り上がるとは思わなかった。ラストスパートか?次へ!
2024/03/09
tellme0112
さすが田中芳樹。投げやりで読んでたけど蛇王復活から面白く引き込まれた。そしてヒルメス…。またしても不遇な男。彼は一生幸せになれない気がしてきた。
2018/09/06
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