殺人行おくのほそ道(上): 松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫 ま 1-55 光文社文庫プレミアム 松本清張プレミアム・ミ)
殺人行おくのほそ道(上): 松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫 ま 1-55 光文社文庫プレミアム 松本清張プレミアム・ミ)
- 作家
- 出版社
- 光文社
- 発売日
- 2018-08-08
- ISBN
- 9784334777036
殺人行おくのほそ道(上): 松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫 ま 1-55 光文社文庫プレミアム 松本清張プレミアム・ミ) / 感想・レビュー
MATHILDA&LEON
パッと手に取った作品。著者の作品はテレビでしか知らなかったものだから、物凄く楽しみに開いた。そしたら本当に…おもしろくて驚いた。 叔父夫婦の謎に疑問を持ち、探り始める姪っ子。お嬢様だがアクティブで、上品でありながら根性もある。知りたくない一方で知りたい衝動に駆られる気持ちが非常に理解できるし、自分が姪っ子になってしまった気になるほど、埋没できる作品。下巻に物語が続くのだが、良いところで『続く…』なのでもう気になって仕方ない。
2020/09/07
パチーノ
引き込まれて上巻を読み終えた。良い意味でも悪い意味でも相変わらず主人公の行動力には目を見張るものがある。今回はタイトルにもある通り『奥の細道』がキーワードとなっている。叔母を愛するがためにとった姪の執念。下巻はどうなるだろうか。
2018/10/30
ランラン
旅行中に何か事件が起こるのかと思いきや全く予想しない展開に引きずりこまれた。後半が楽しみ。
2022/04/17
Symphoniker
やっと読み終えた。登場人物も多いし、特に岸井老人の京都弁が非常にリアルに表現されていて読みにくい。しかも、場面があちこちに移り変わり情報を整理するのも難しかった。尤も、強い京都弁はそのように聞こえるのかしら。さて、主人公は倉田麻佐子。そして麻佐子が自慢する芦名隆子はお店の経営者。経営者という点から資金繰りに窮したりあまり良くないイメージがある。しかし、この上巻だけでは実際にどうなのかはわからない。『砂の器』のように下巻が異常に気になるところ。さて…麻佐子の叔父である山林を売却した真相は隆子の資金繰りの為?
2024/02/12
紅茶派
もともと、講談社文庫だったものが、光文社文庫になったものだそうです。296ページに、江里子さん と 江里子はん が逆になっていたり、そのあとにも、旧友 と 級友 が混じっていたりしました。どの時点で間違ったのかわかりませんが、こういうのは直さないんですかね。原稿から違っていたのかなあ。
2022/12/09
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