化生の海 (光文社文庫 う 1-87)
化生の海 (光文社文庫 う 1-87) / 感想・レビュー
🅼🆈½ ユニス™
初めての作家さんでもあり、新刊っことで購入してみた一冊。旅情ミステリーの推理小説。北海道から博多までのロードムービーのような展開なのだが、正直それらの歴史や興味、知識がないとイマイチハマれないのも事実。何とか読み終えたけど、自分としてはどう評価すべきか分からない。
2019/12/11
mim
昔テレビで観た気がする。
2020/11/20
陽
最近、仕事を異動のお蔭で、今までの読書ペースが崩れて、今作のような長編がなかなか読めない今日、この頃です。 さて、今作は、余市〜松前〜加賀〜九州〜下関〜山中温泉と浅見シリーズにはない、日本全国を飛び回るミステリー、生みの母が判明してからのあらすじに目が離せなくなり、終わってみると、切ない人間事情が多岐にわたり、 1番、光彦の結婚相手なんじゃないかと匂わせる、ヒロインという、物語だったかと。
2020/04/20
びぜんや
この作品の読みどころは殺人事件の真相そのものよりも、事件の被害者であり、ヒロインの父でもある三井所剛史なる人物が何者で、何処から来たのかというルーツ探し。北海道、加賀、九州とこの作者らしくダイナミックに舞台を移しながらストーリーを進め、ひとりの男の正体を解いていく過程はなかなかに読み応えがあります。その一方で殺人の謎解きは「いつもの浅見光彦シリーズ」という感じの安定感がありますね。余市、橋立、津屋崎、行ったこともないその地が脳裏に浮かぶような達者な描写にも満足です。★★★★☆
2019/12/13
hiroyuki
10年前に一度読んでいたことを途中で思い出しました… 最後の結末も何となく記憶にありながら読み進めるも、そこはやはり浅見光彦、面白い! ヒロインとの別れ際、冬の余市のエピローグで、浅見視点からヒロインの視点へと転じる様が秀逸でグッときました。
2020/01/13
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