底辺キャバ嬢、家を買う (光文社文庫 く 16-3)
底辺キャバ嬢、家を買う (光文社文庫 く 16-3) / 感想・レビュー
相田うえお
★★★★☆20050【底辺キャバ嬢、家を買う (黒野 伸一さん)】元銀行員のNO.1キャバ嬢あさ美が主人公。各セクション毎に、彼女と家族,周囲の人間へと焦点を移しながら、それぞれが抱えるダークな部分を題材とした作品。登場人物が各章で絶妙に絡み合う感じが塩梅良く、もう、にやけてしまいました。あと、本タイトルですが、広い捉え方としては家の購入話っちゃ〜、まあ そうなんでしょうけど、作品のメインメッセージはそこじゃない気がするんですよね〜。したがいまして個人的には、タイトルそれでいいんかーい!と思うわけです。
2020/05/02
スエ
銀行員からキャバ嬢へ転職したあさ美。キャバ嬢描写は少なく、各章で主人公が変わる連作小説。 肝心な家自体の話は少なめで、少し物足りなさを感じた。 女装してピンクのスーツ、ハイヒールで平然と仕事に行くお父さん(58)をもっと登場させてほしかった。
2020/02/26
きあ
【丸図書】家にまつわる短編集で登場人物がリンクしてる。面白かったけど最後がもう少し展開深くして欲しかったなぁ。なんで三枝があさ美に惚れたのかよくわからなかった。
2020/11/22
hiyu
タイトルからみてある方向性を考えていたのだが、印象はそうではなかった。世間は広いようで狭いものだと思いつつ、それぞれのエピソードが非常に現実的のようにも思えた。唯とのところは特に。
2020/06/01
ふみ
場末のキャバ嬢あさ美とその周囲の人々達の連作話。出て来る人達に皆んな頑張ってと応援したくなる。面白く一気読みでした。 評価B+
2021/09/06
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