私の古寺巡礼 (1) (知恵の森文庫 b い 6-1)
私の古寺巡礼 (1) (知恵の森文庫 b い 6-1) / 感想・レビュー
ほりん
井上靖監修の、作家や学者による古寺についてのエッセイ集。1987年初版。読み応えのある文もあるが(梅原猛「知恩院の二つの顔」)、「私的な雑感」といった感じのとりとめのない文もあった。京の町の暮らしと寺の顔が見えるような文が心に残った(秦恒平「けんねんさん」(建仁寺)、杉本苑子「ろくはら散策」など)。町並みはかなり変わっていることだろうが。コロナ後にどこへ行きたいかを考えると、京都・奈良がまず心に浮かぶ。行ったことがないお寺がまだたくさんある。早く行けるようになりますように。
2021/05/26
りんご
京都大好き 解説本ではないです
2019/11/09
mahiro
私はお寺が好きで、この本に紹介されているお寺は殆ど訪れた事がありますが、改めて読んでみると、自分が訪れた時には気がつかなかった事が書かれていたりして、再訪してみたくなります。 京都お寺ガイドに気軽に読める一冊、筆者の中には司馬遼太郎など懐かしい作家もいます。
2011/09/28
yukioninaite
私は毎年暮れから正月にかけて京都で過ごすことにしている。そして人と会う時は東寺の御影堂の前と決めている・・・・私もそうしよう。「寺」の字義は古くは役所、官舎を表し、東寺はもともと国賓用ホテルとしてつくられたそうだ。
2016/12/16
うしろや
17ヶ寺を15人の著名人?が訪ねている。35年ほど前の本なのでほぼ全員が各寺で眠ってらっしゃる模様。私は禅寺には興味ないけど、京都には有名な禅寺がたくさんある。この京都1では建仁寺と萬福寺。2はもうちょっと多くある。 寺に行って、仏像の前に座って手を合わせる。顔を上げて口開けて見る(開けない派もあります)。帰る。そういう流れで拝観する身としては、他人のエッセイやらなんやらを読むと、そうそうと思いながらもピンとこないことも多い。 みうらじゅんあたりで手を打つと楽ではあるわなあ。 こね回し系の感想文集。
2022/09/02
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