古美術読本(五) 絵画 (知恵の森文庫)
古美術読本(五) 絵画 (知恵の森文庫) / 感想・レビュー
くらひで
昭和の日本を代表する作家・画家など―井上靖、武者小路実篤、志賀直哉、小林秀雄、辻邦生・・・が、日本画の代表作や代表作家をテーマにまとめた贅沢なエッセイ。学術的とは言えないが、各著者の芸術に対する繊細な感性や個性が感じられる。日本絵画の奥深さを再認識されられる。一部に歴史的仮名遣いの文章があり、今となっては読みにくさを覚えるが、それはそれとして時代性と格式を感じられる。
2016/09/27
naoto
武者小路実篤や志賀直哉、小林秀雄、寺田寅彦などが書いた美術評論をまとめた本。当然古い文章で、欧米の名前の表記に時代を感じる。ゴオホ、ルツソウ…チチアンはティッツィアーノのようだった。
2021/03/07
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