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消された邪馬台国への道 (知恵の森文庫 t こ 2-1)

消された邪馬台国への道 (知恵の森文庫 t こ 2-1)

消された邪馬台国への道 (知恵の森文庫 t こ 2-1)

作家
木谷恭介
出版社
光文社
発売日
2012-08-08
ISBN
9784334786090
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消された邪馬台国への道 (知恵の森文庫 t こ 2-1) / 感想・レビュー

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bookworm1963

逆説の日本史の井沢氏同様、木谷氏も魏志倭人伝の史料としての信頼性を否定。邪馬台国は大和族が起こった奈良で卑弥呼の墓は箸墓古墳とする。現天皇家は壬申の乱で政権を奪った38代天智天皇に始まり、それ以前も大陸からの渡来人の別部間抗争の繰り返しに過ぎないが天孫降臨から万世一系の天皇家という伝説を捏造したという説を展開。小谷氏は鬱血性心不全を抱えながら本書の加筆修正を行い刊行4か月後の2012年12月85歳で逝去。最後まで現役PPKの生き様に感動。

2015/10/30

konomichi

「日本書紀なんて嘘っぱちです。偉い人にはそれがわからんのです。あれで、我が国の正史を検討しても無意味です。」という主張の本。ま、それは良いとしても、だからって、邪馬台国畿内説に持って行くロジックにも少々ムリがあるような気もする。エンタメとしては面白いです。まぁ、結局は藤原不比等がでっちあげた、「こうだったらいいな」という国家(というより天皇)の正当性を主張するためのフィクションに踊らされてるだけー、という説には「まぁ、アリかな」と思います。突き詰めれば大陸、半島の属国だった説だよなぁ、と。

2012/08/30

Asaya

邪馬台国畿内説には納得。日本書紀の書かれた意味、捏造された歴史、天皇家を巡る陰謀などは非常に面白い。

2012/09/23

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