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ニトロちゃん: みんなと違う、発達障害の私 (知恵の森文庫)

ニトロちゃん: みんなと違う、発達障害の私 (知恵の森文庫)

ニトロちゃん: みんなと違う、発達障害の私 (知恵の森文庫)

作家
沖田×華
出版社
光文社
発売日
2013-09-10
ISBN
9784334786335
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ニトロちゃん: みんなと違う、発達障害の私 (知恵の森文庫) / 感想・レビュー

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あん

沖田×華さんの、学童期を綴ったエッセイ漫画。アスペルガーなどの発達障害があまり知られていなかった時代に、協調性のない行動から問題児と位置付けられ、クラスメートや先生からイジメにあう姿に、胸が痛みました。コミカルに描かれているけれど、死を覚悟するほどイジメの実態は壮絶です。最後は良い先生と巡り会えたおかげで、ちょっとだけ救われますが、もしかしたら今もこんなイジメがあるかもしれないと想像すると怖くなりました。沖田さんのコミックエッセイに惹きつけられてしまったので、少しずつ読んでいきたいです。

2015/05/28

パフちゃん@かのん変更

発達障害という言葉が市民権を得たのは最近の話だし、肢体不自由でも脳性麻痺でもない著者の障害は外からは見えづらくワガママとかルールが守れない悪い子として扱われてしまったのでしょう。著者のような障害を持つ子にとって、集団行動を強いる学校という場は地獄だったと思います。そして鬼畜のような体罰教師やエロ教師。即刻クビと言いたいところだが、あとがきに他の子からは「あの先生良い人だったじゃん」と言われているように普通の先生だったのかもしれない。最後に川平先生に出会えてよかったね。

2017/11/07

あやの

発達障害の概念がなかった頃の学校では恐ろしいことが行われていたんだなと思った。体罰も容認されていた時代だから、今では考えられないようなことも描かれていて、マンガなのに読むのが辛かった。発達障害の子どもに特性に合った指導をすることは、今は当たり前になっていているので、ここまでのヒドイ対応はないと思いたい。×華さん、よくここまで生き抜いたと思う。

2019/01/14

tomi

発達障害を持つ著者の小中学生時代の体験を基にした漫画。まだ発達障害の存在が認知されていない時代でもあり、問題行動が多い子供は先生たちの手に余っただろう。しかし2人の男性教師の体罰(というより「虐待」)はあまりにも酷い。教師から「今すぐ死ね」と怒鳴られ、首を吊る紐を捜し歩く場面。声を上げないのをいい事に密室で痴漢行為をする教師― 本当に酷い。

2014/05/03

カナ@バンバンビガロ

発達障害(自閉症スペクトラム)の娘に「世の中には自分だけじゃなくて同じく“私ってみんなと違うのかな…”って悩んで生きている人もいるよ」って伝えたくて、読ませたいなと思って手に取る。発達障害の著者の学生時代のことが描かれているんだけど、昔のこととは言え、先生が酷すぎて…娘に読ませていいものかどうか…迷う。今の先生方はもうちょっと発達障害に理解があるものと信じたい。

2019/03/02

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