愛と裏切りの作曲家たち (知恵の森文庫 t な 5-1)
愛と裏切りの作曲家たち (知恵の森文庫 t な 5-1) / 感想・レビュー
坂城 弥生
オペラに興味を持つきっかけの一冊。
2021/11/30
青蓮
名作の誕生する過程には作品に負けないほど劇的な事件がかくされている。 「カルメン」「フィガロの結婚」「蝶々夫人」は知ってるが、知らないオペラの話しもあった。当時の作曲家はオペラの曲を作れないといけない状態だったとは知らなかった。一曲のオペラが出来上がるまでの作曲家の生い立ちや背景の話しなので、オペラ知らなくても教科書に載ってない世界史や裏話がお好きな方にも向いてるかも。オペラ好きな方は尚更楽しめる一冊。うーん、オペラ益々観たくなる‼
2018/05/26
aisu
8人の作曲家達の生涯を代表作のオペラとともに紹介。「見てきたんかい」と突っ込み入れたくなるような生き生きした表現に、文字も大きめでさくさく読めました。一人に一冊書いて欲しいぐらいです。
2017/01/04
cithara
中野さんの紹介する作曲家たちの運命は劇的かつ悲惨すぎて現実とは思えないが(脚色も多分に入っていると思うけど)、ついつい先を読まずにはいられなかった。リヒャルト・ヴァ―グナーも興味深い作曲家の一人。重厚な音楽をつくる質実剛健な人というイメージがあったけれど、本書で描かれる彼はちょっとアブない人だった。花形女優ミンナを執拗に求めるヴァーグナーの姿は鬼気迫るものがある。今だったら警察案件になるのだろうか? モーツァルトは現在ではファンの多い作曲家であるが、容貌は良いとはいえず、態度も傲慢であったという。驚き。
2022/04/01
めえめえ
オペラ作曲家たちの私生活と名曲誕生秘話。私はオペラは序曲くらいしか聴きませんが、裏話を読むと興味が出てきた曲もありました。その中でも家族を大事にしたヴェーバーとヴェルディがいいですね。文庫本の字体が大きく読みやすかったです。
2018/09/05
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