世界インテリジェンス事件史 (光文社知恵の森文庫)
世界インテリジェンス事件史 (光文社知恵の森文庫) / 感想・レビュー
Miyako Hongo
今までにあった各国のスパイ事件の紹介と、現在の各国の諜報機関の紹介、戦前までの日本の諜報活動の紹介。世界の諜報活動総まくり的な内容。各国諜報機関の歴史やら位置づけやら立役者の名前やら。イギリス諜報機関がスパイ小説推奨してるってのは面白い。□やはりお勧めは3章。日本みたいな周りの趨勢でどうにでもなっちゃう国はきちんとアンテナ上げて情報とれや、という筆者の心の叫びが聞こえてくる。とりあえず国民の情報リテラシー上げるとこから初めて欲しいな。ラインとか、個人情報勝手に吸い上げるアプリは禁止の方向で。
2018/07/13
桑畑みの吉
2008年~2011年に「EX大衆」に掲載した内容を単行本化、それを2016年に再編集・文庫化したものが本書になる。米国、ロシア(旧ソ連)、欧州諸国、イスラエル、北朝鮮、中国そして日本の諜報機関の暗躍の歴史を文献からの引用や筆者の経験を踏まえつつ、ざっくりと解説した内容となっている。かつて諜報活動の先進国であった日本の帝国陸軍が所有していた虎の巻『統師網領』の紹介と筆者の解説が面白かった。今こそ『統師網領』に学べということらしい。それにしても書店に行く度に佐藤氏の著作が多いのには驚いてしまう。
2021/01/08
犬養三千代
そうだったんだ!と池上彰みたいに言ってみる。CIAの脆弱さか分かった。やはり、国家の歴史の長さ 侮れない。英露のインテリジェンスには脱帽。日本の陸軍中野学校的なのは自衛隊にあるのかなぁ?
2019/10/16
松村 英治
インテリジェンスは、政治や外交だけではなく、人とかかわり組織を動かす立場にある人全てに関係すると思う。
2016/08/01
Mandragoremi
ギブ
2017/10/16
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