小鳥冬馬の心像 (光文社文庫 い 62-1)
小鳥冬馬の心像 (光文社文庫 い 62-1) / 感想・レビュー
momi
強迫神経症と鬱病を患っているために引きこもりの「冬馬」彼の同級生で刑事の「青山」は厄介な事件のたびに彼に捜査協力を求めます。事件は…母親が殺され父親が容疑者になりその幼い娘も失踪。そして連続頭部遺棄事件が発生。この事件で裁かれるべき人間とは!4章の最後の一行であかされる犯人。まったくノーマークの人物だったので驚きました!そこからの真相はやるせないです…。 不安定な安楽椅子に座り推理する冬馬。不安になればなるほど捜査能力を発揮するだなんて…病気の彼が身を削りながら捜査に協力する姿がなんだかとっても可哀想…
2020/10/15
九月猫
安楽椅子と揺り椅子は違うよ!……ということがまず気になって。ずっと気になって。 加害不安と強迫神経症で引きこもりの小鳥冬馬。不安(定)な状態で事件を聞かせると解決の糸口を見出すため、刑事である友人が彼を揺り椅子に乗せて事件の概要を話す……というちょっと変わった探偵モノ。 “不安定椅子”に乗せられてるところを想像すると、ちょっと可笑しい。 解説でシリーズ2作目が出ている(なぜか2作目の方が先に出ている)が、シリーズというにはちょっと違うみたいなことが書かれていて気になるので、近いうちに次も読む。
2020/11/06
風鈴
ある種の特殊能力ものってあんまり納得出来ずに終わってしまいます。その割りに異世界ものやSFミステリーのような大きい設定ものは、すんなり(?)受け入れるんですけど(苦笑)うーん。
2020/09/17
うすい
●
2024/09/26
mimimimimemo12
警察である青山は、学生時代の知人小鳥冬馬と協力して事件を解決する。強迫性障害があり彼は家にこもっているため、安楽椅子に座らせあえて不安な感情を引き出すことで事件への解決をみちびくことができる。なんだか現実味がない感じ。 ある殺人事件に、子供の誘拐事件。そこで起こった首だけが転がる恐ろしい事件。は後半は面白かったが、小鳥は一体何者…感がいなめない。
2022/05/03
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