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ボーダレス (光文社文庫 ほ 4-17)

ボーダレス (光文社文庫 ほ 4-17)

ボーダレス (光文社文庫 ほ 4-17)

作家
誉田哲也
出版社
光文社
発売日
2021-02-09
ISBN
9784334791506
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ボーダレス (光文社文庫 ほ 4-17) / 感想・レビュー

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H!deking

久しぶりに誉田さん。ファンだから言わせてもらうと、普通に面白かったけど誉田さんにしてはキャラ立ちがイマイチ。道尾秀介的なドタバタ感だけどこれなら正直道尾秀介のが面白いかなってなっちゃう。とはいえさすがの伏線回収。そこ繋がるー?!とはなりました。登場人物は今後他の作品にも出てきそうだから一応覚えておかなきゃなw

2021/04/06

ガチャ

いくつかのストーリーが平行に進んでいて、 これは現実に起きていることなのか、 時系列があるものなのかと思わされたけど、最後にはきちんと繋がった。追われているシーンやコーヒー専門店【ドミナン】で立て篭られた時はドギマギさせられたけど、ここぞと言う時には女性は強しだ。 今回の功労者はなんといっても圭ちゃん。 犯人が起こした事件は恐ろしかったけど、 これをきっかけに皆が道を開けたのはよかったな。 「究極の静男」を極めるのは難しいようだけど、元気な琴ちゃんに会えたし、紗子ちゃんが普通に就職することに安堵した。

2021/07/31

まさきち

盲目の妹を連れて山中を逃げ惑い、格闘家の父に暴行を加えていた男を恐れている姉妹。小説家志望と極々普通の女子高生二人組。音大入学の夢破れ、実家の珈琲専門店で手伝い中の姉と、ギタリストになる夢を抱きながら姉への嫉妬心を募らせる妹。これらの女性二人組の場面の合間に挟み込まれる読書好きで病弱な少女と謎の女性との性愛絡みの密会。この四組の女性が一所で絡み合い、一つの事件となる。トリックは比較的単純だけれど伏線はきれいに回収され、展開も文章もグイグイと引っ張って行く感じはさすが誉田さん。非常に楽しませてもらいました。

2023/05/29

スエ

日常から、非日常へ。少し足を踏み入れてしまった女性達の物語。目が不自由な少女、夢をあきらめた女。小説を書く少女、人を深く愛しすぎた女。 中継地点は、観光地の喫茶店「カフェ・ドミナン」……この店には、夢と希望と挫折があった。「三年もすれば、プロポーズをする人だって現われる」。希望よ、溢れろっ!!

2021/02/23

タツ フカガワ

教室でひっそりと小説を書く女子高生とその彼女に興味を覚える同級生。正体不明の男から盲目の妹と森の中を逃げる姉妹。年上の女性に想いを寄せる深窓の令嬢。人気カフェを営む夫婦と二人の娘たち。それぞれ4つの世界が、ある日ひとつに交わるときが本書のクライマックス。物語がどう進むのか手探り状態で読んでいた前半から一気にハラハラ感が爆発する後半の展開はお見事。エピローグの余韻に浸りながら、引き続き続編『アクトレス』へ向かいます。

2022/09/06

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