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月夜に溺れる (光文社文庫 な 52-1)

月夜に溺れる (光文社文庫 な 52-1)

月夜に溺れる (光文社文庫 な 52-1)

作家
長沢樹
出版社
光文社
発売日
2021-02-09
ISBN
9784334791520
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月夜に溺れる (光文社文庫 な 52-1) / 感想・レビュー

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よっち

バツ2で二児の母親でありながら、横浜、川崎の歓楽街で起こる色と欲にまみれた犯罪者を取り締まる神奈川県警生活安全部のエース・真下霧生。捜査能力と推理力(と美貌)を駆使し真犯人を追いつめる推理警察小説。神奈川県警本部の将来を担う二人の警察官が前夫、それぞれの子供がいて扱いに困る存在という魅力的で異色の主人公でしたけど、脇が甘く惚れた相手が被疑者になったり「またお前か!」と首を突っ込んだ案件が大きな事件に繋がってゆく中、その冷静で鋭い着眼点と人情味溢れる熱い想いで事件を解決してゆく展開はなかなか面白かったです。

2021/02/09

NAOAMI

県警生安の刑事、霧生はバツ2で二人の夫との長男長女がいて、夫は二人とも県警の有望株。元旦那は時として霧生と共に共闘して捜査にあたる。少女援交や違法風俗が殺人事件に絡まる展開。行き場のない少女という社会問題を背景にした謎解き。前2編は霧生がクラッときた男性が容疑者に。捜査本部にオープンにせざるを得ず、何とも立場がないのだが、フォローする元旦那刑事も愉快。アリバイ崩しや伏線回収等、読みごたえありのミステリ。作中、三度目の結婚をした龍太は別作の彼かっ!娘・紗霧の聡明さに驚き、捜一のシフト詳しい小学生って(笑)。

2021/04/15

TAMA

2021年13冊目。「イン・ザ・ダスト」に続き、長沢氏作品。こちらは他シリーズと繋がりがあるので、比較的軽め。

2021/03/31

こばゆみ

現場の図が出てきたりアリバイのトリックが緻密だったりする本格的なミステリーと、バツ2子持ちで惚れっぽい女性刑事のキャラクターがちぐはぐ過ぎて、物語に入り込めずひたすら流し読み…不良女子高生がやたら援交している描写も、「路上のX」読んだ後だと薄っぺらく感じてしまった…(^_^;)

2021/03/22

YH

うーん。微妙。面白くないわけではないけど、警察っていくら根回ししても不倫にはうるさいのでは。あと、別れた夫同士が良好だったり、なんか浮世離れ感がある。事件が割と現実のどうにもならない世相が背景にあって、やるせない分、ギャップがなぁ…

2023/01/08

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