ちびねこ亭の思い出ごはん キジトラ猫と菜の花づくし
ちびねこ亭の思い出ごはん キジトラ猫と菜の花づくし / 感想・レビュー
美登利
シリーズ3作目。住んでる街が舞台なのは本当に嬉しい。ただ実際は数年前の雰囲気だと思う。不景気の波に飲まれ製鉄所もアップアップしてるし、お祭りもコロナのせいだけではなく数年開催されていないのでこの小さな街も人口の減少もあって、色んなものが廃れつつ寂しい限りです。もちろん物語なのでそこを突っ込んでも仕方ないのは分かっていますよ(苦笑)。千葉の名物がたくさん紹介されて多くの人達に、あ〜コロナ禍が落ち着いたら行ってみたい!と感じて貰えると良いな〜。何よりも住んでるこの街が大好きなので!
2021/08/02
あかは
今回は今まで読んだ2冊よりも心に沁みる内容が多かったです。ほんと、どこで揺さぶられるかわからないから、うっかり電車の中とかで読めないです。人の数だけ人生があるものだけれど、ちびねこ亭を訪れる人も様々。それを紡ぎ出せる作者はすごいと思います。相変わらずちびの鳴き方はかわいい。
2023/03/12
ぽろん
いつの間にか3巻目。このシリーズ、やっぱり、切ないなあ。
2021/10/16
Walhalla
シリーズ3作目です。『人生は後悔ばかりだ。気づいたときには手遅れになっていることが多すぎる』。今回も、そんな思いを抱く4組のお客様がちびねこ亭を訪れますが、中でも1話目の『灰色猫とびわジャム』のお話が印象的でした。つい、言ってしまった心にもないことが、取り返しのつかない事になってしまいますが、妻を想う旦那さんの気持ちが最後の最後まで素敵でした。「月が綺麗ですね」の言葉が幾度か登場しますが、とても古風でゆかしいですね。あと、鴨川市のHPには実際に「おらが丼の掟」が掲載されていて面白いです。次巻も楽しみです。
2024/07/02
よっしー
今回も死者に会いたい様々な人が登場。病でなくとも、突然の事故や天災に捲き込まれないとも限らない今日この頃…。大切な人と一緒に過ごせる時を当たり前ではなく大切な物として過ごさないといけないなと感じました。ただ、それが中々に難しいのですが…。
2023/04/29
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