ショートショート列車 (光文社文庫 た 41-3)
ショートショート列車 (光文社文庫 た 41-3) / 感想・レビュー
しんごろ
47都道府県、よくもまあこれだけのショートショートを書きあげました。田丸さん、すごいなあ。落語で聞いてみたいと思わせる話もあるし、ホラーあり、不思議なのもあり。中にはうーんというのもあったけどね。不思議ワールド多めだから、読んで旅行に行った気持ちになるというよりは、読んで旅行に行きたいという気持ちになってしまう。そして、特別対談も良い。誰もがショートショートが書けてしまうような、もちろん、自分も書けてしまうんでないかと思わせる、前向きな談話が心地良かった。オマケのショートショートもオチがいいね。
2021/07/30
み
ジャケがカワイイです。細切れに読みました♪ちと、黒い系のお話しが多めだったかも。香川、新潟が特に好みでした、栃木と山梨もニヤっと。
2024/04/27
Yuuki.
47都道府県それぞれをテーマにしたショートショート47編と、表紙の裏側にボーナストラックも!さすがにこれだけの数があり、自由に書いたのではなく都道府県がテーマという制限のある中で書かれているので、まぁまぁな作品もあったけれど、全体的には面白かった。読み始める前に「〇〇県は何の話かな?」と、話に出てくる名物を予想する楽しみもあった。表紙裏の話は都道府県ネタではなかったけれど、これがなかなか好みだった。
2021/08/14
ひさか
2016年11月キノブックス刊。2021年7月光文社文庫化。47都道府県別の47のショートショート+オマケ1編。いちおうのオチはあるものの、ヒネリとかは少ない。うーんどうなんだ〜。という感じのショートショート。
2021/10/12
火星人碧
47都道府県それぞれにまつわるショートショート47篇。無理やりのような企画本だから、無茶な話もたくさんある。それでも、さすがと言わされた作品が少なくない。あっと言わせるオチ、さりげないオチ、いろんな方法で作者は戦った結果がこの本だ。のほほんと愉しめばいい。
2023/03/08
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