クリーピー ゲイズ (光文社文庫)
クリーピー ゲイズ (光文社文庫) / 感想・レビュー
Ayako
このシリーズの特徴である「気持ち悪さ」は期待を裏切らないものだったが、事件そのもののインパクトはいまいちだった。いやが上にも事件に巻き込まれてしまう理不尽さ、常識の通用しない相手と対峙する恐怖はたっぷりと味わえた。この不快感が突き抜けていて、逆に魅力だ。ところで、この作者の小説には新宿の名曲喫茶『らんぶる』が頻繁に登場する。コロナが流行りだしてから全く行っていないが、のんびりと読書をするには最適な空間なので、また行きたくなった。
2022/02/10
みいやん
シリーズ5作目。とにかく何ともいえない不気味さが、ずっと続く感じだった。相変わらずヘソ出しがお好きなようだ。
2021/11/13
スーヌ
【B+】前半は初代クリーピーを彷彿とさせるゾワゾワ感満載のサスペンスだった。すごく面白かった!ただ後半になると(もちろん事件は繋がっているのだが)取ってつけたような展開が続き食傷気味…前半が面白かっただけに、どうしても結末は気になって読み進めたけど盛り上がりに欠けた。とりあえずシリーズを通して、高倉に魅力は感じないのはマイナス要素。まぁヒーローって設定でもないのだろうけど。シリーズ物にはもっと魅力的な人がいて欲しいかな。
2024/04/13
みどり
これはシリーズと言っていいのか、クリーピーだけが長編であとは短編集的なものだったのだけれど、この本は久々の長編。相変わらず後味は悪いし、スッキリはしないんだけれど、鈴がそうなったら、これも一区切りか。
2022/01/28
007
クリーピーみたいなハラハラドキドキはなかった。大きな盛り上がりもなく終わった感じ。
2022/12/10
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