女神 新装版 (光文社文庫 あ 40-9)
女神 新装版 (光文社文庫 あ 40-9) / 感想・レビュー
スエ
全てが完璧(超人)スーパーウーマン「君島沙和子」33歳。何だか聞いたような名前だなァ…。顔にスタイル、センスがいい。仕事もできてピカピカに光ってます☆ 服は脱がないでね♡「男というのは複数いてちょうどいい」すご!!これは羨ま凄いッ!とにかく凄い自信だ。…しかし、そうは問屋が卸さない(キター!!)中盤からお尻に火がつく十和子さん…じゃ無かった。沙和子さんが熱いッ❢笑う、怒る、黙る姿はアシュラマンの如く(泣き面は凄かった)爆弾処理には危険がつきもの。掘った穴は墓穴かふたつか?!20年前の作品とは思えない傑作!
2022/04/14
UK
悪女モノ。美人で仕事もできる女性が実は…というお話。 うーん。彼女の生れてから来し方も含めて、最後まで作者の「作ったお話」という枠から出られなかったなあ。作為が見えすぎて感情移入できなかった。そうねえ、デビュー作くらいならこのくらいでもアリかな、と後書きを見ると、一応出世作なんだね。その後のぶっ飛び具合に期待というところか。でも続けて他の作品を読むか、は微妙。
2022/08/11
JKD
曖昧さを許せない完全主義者、君島沙和子。その立ち振舞いは華麗で病的。しかし僅かでも予定調和が乱れると狂気のごとく豹変する。なぜなら自身の求める美学のシナリオを完璧に実践する必要があるから。それがダメなら全てをリセットさせてしまう。その対象はモノだけでなく全て。そんな沙和子に憧れる真澄と由貴は彼女についてあれこれ調べ始め、やがて彼女の秘密を知ることになる。それでも沙和子に熱狂する二人。理由は様々だがこういった究極の人生ゲームに没頭するのも悪くない。
2021/10/31
水さん
最初は不快感があったのに読み進むにつれ応援していました。女神なのか悪魔なのか。。。
2021/12/30
クロマキー
闇を抱えた人ほど美しく強い。
2021/11/20
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