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雛口依子の最低な落下とやけくそキャノンボール (光文社文庫)

雛口依子の最低な落下とやけくそキャノンボール (光文社文庫)

雛口依子の最低な落下とやけくそキャノンボール (光文社文庫)

作家
呉勝浩
出版社
光文社
発売日
2021-11-16
ISBN
9784334792664
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雛口依子の最低な落下とやけくそキャノンボール (光文社文庫) / 感想・レビュー

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H!deking

キタこれ!ネットギャリーで読んで、単行本も読んだので文庫は買わないつもりだったんだけど、サイン本見つけたので思わず買ってしまった(笑)三度目の再読だけどやっぱり面白い!

2021/11/27

なつみかん

今度もまた思わぬ方向からアウトな世界がやってきた。

2024/04/06

ベック

こんな、おもろい小説をふさぼるように読んだの久しぶり。ちょっと複雑よ、これ。開巻早々、猟銃乱射事件の記事があって、読者は、物語がその頂点に向かっていくんだなと予測する。でも、そこから広がる世界は、こちらの予想を裏切って変格の家族小説なのかと思いきや、どんどん凄惨な方向へ向かっていって…。うーん、やられた!

2022/10/24

nami1022

呉先生初読。タイトルがぶっ飛んでいれば内容もまた相当ぶっ飛んでます。一体何の話を読んでいるのか、話がどこに向かっているのか、なぜ自分はこんな話を読んでいるのか、迷子になりそうになりながらも、中盤以降はやたらと引き込まれます。内容は相当エグいのに、軽快でどこかユーモアの含みのある文章のお陰でテンポ良くスピード感があって、いつの間にか読み進めていた感じです。ただ、この世界観というか、雛口依子の人生の壮絶さには読んでいて辛くなりました。

2022/06/12

やむやむ

陰惨、悲惨、無情、理不尽、不条理......、そんな言葉しか思い浮かばない重くて昏い世界を、テンポの良い文章と軽妙な台詞回しと喜劇感溢れるキャラクターでくるんで、叩いて、引き伸ばして、地面に降り積もる枯葉のように、薄い層を重ねて出来上がった小説、そんな印象。サスペンスでサイコでホラーな内容なのに全くそれを意識させず、テンポよく、最後まで一気に読み込ませてくれたのはひとえに葵ちゃんの圧倒的存在感。葵ちゃんが主人公の小説も読んでみたい。

2024/06/07

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