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群青の魚 (光文社文庫)

群青の魚 (光文社文庫)

群青の魚 (光文社文庫)

作家
福澤徹三
出版社
光文社
発売日
2021-12-14
ISBN
9784334792794
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群青の魚 (光文社文庫) / 感想・レビュー

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mihya

条川署クロニクル3作目。今までで1番読みやすかった(前作がつらかったからか)。 1作目、2作目にも出て来た武藤、風間らが活躍する。迷宮入りしそうな殺人、介護施設での殺人、オレオレ詐欺、ストーカー、半グレ集団、麻薬、違法ギャンブル、その他もろもろ盛りだくさん。 もう途中からこいつ絶対悪いやつって思う人物がいて、ハラハラするのも楽しかった。 最後は今回も怒涛の解決でスッキリ!

2023/04/11

Walhalla

特別養護老人ホームを舞台にした物語でした。架空の街ですが、福澤徹三さんの作品ということもあり、北九州あたりかなと予想できますね。著者の作品は、普段はアウトローを描いたものが多いイメージですが、今回はわりと本格的な警察小説で、そのギャップも楽しめます。終盤は一気にテンポが上がって面白かったです。読み終わってから知りましたが、『条川署クロニクル』の3作目ということのようです。シリーズ途中からとなってしまいましたが、それほど問題なさそうで良かったです。前2作も読んでみたいです。

2023/05/18

kick

条川署クロニクル三作目。 恐喝、殺人、汚職、公職選挙法違反に拉致監禁と何でも出てくる本作ですが、悪巧みな人物が複数登場するため振り回される若い警察官達が可哀想。半グレに襲われ、包帯グルグル巻きの新米警察官武藤が入院。看病にきてくれた想いを寄せる女性に対して、どうですか、その後ご体調はと満身創痍の武藤が聞いたシーンは可笑しかったです。

2023/02/26

ohion

介護施設で働くバツイチ女性、元ヤンの新米交番警官、新任刑事と3人の視点で描かれる物語。どの視点も読みやすく丁寧で引き込まれる。殺人事件に端を発した物語は町全体が絡むというべきか大きな闇をみせる。後半の畳み掛ける展開、クライマックスと面白く読めた。

2022/01/27

minu tanu

元ヤン警官の武藤、新人刑事の風間、バツイチ子持ちの穂香。3人の視点で介護施設で起きた殺人事件と半グレ抗争、果ては不正選挙がミックスされまさに物語が走り出します。視点がすぐ交代するので流れが掴みやすく詠みやすい。

2022/01/06

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