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機捜235 (光文社文庫)

機捜235 (光文社文庫)

機捜235 (光文社文庫)

作家
今野敏
出版社
光文社
発売日
2022-04-12
ISBN
9784334793401
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機捜235 (光文社文庫) / 感想・レビュー

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射手座の天使あきちゃん

熱帯夜続きで食欲も読欲も減退気味のあなたに サラサラ掻きこめるお茶漬けとサクサク読める警察短編小説はいかがですか? コールサイン『機捜235』を駆る高丸と縞長 向上心をみなぎらせる若手と「能ある鷹は爪隠す」を地で行くベテランが互いをリスペクトし信頼関係を築いていく姿に惹きこまれました。 二人を小バカにする本庁捜査一課や所轄署の刑事が最後には深々と首を垂れる姿にも警察官本来の潔さを感じました。 今野さん「いいね!」

2023/08/03

KAZOO

今野さんの新しいシリーズが始まったようです。若い機捜の二人組のうち一人が負傷した代わりに相棒となったのは定年が近い年寄りでした。がっくり来た相棒ですがこの人物は他の人物が持っていない脳力を身につけて今まで犯人を捕まえることのできなかった事件を解決していきます。それとともに忌憚なくやり合う本当の相棒となっていく様子が九つの話の中で語られていきます。次回は長編となるようで期待しています。

2022/05/18

aquamarine

警視庁第二機動捜査隊所属の高丸は、怪我をした同僚の代わりに新たに着任した定年間際の縞長と組むことになる。機捜を主人公とした話は初めて読んだが、刑事事件の初動捜査を担当する彼らの仕事ぶりはとても新鮮で興味深かった。縞長は見当たり捜査班にいたという過去があり、人の顔を覚え見分ける能力に長けている。最初はぎくしゃくしていた二人の距離が、縞長の能力を知り、活かすことで少しずつ近づき、ともに事件に関わるたびに信頼を強めていく。就寝前にちょっと読むつもりがやめられなくなり一気に読了。楽しかった!

2022/06/25

紫 綺

単行本にて読了。渋谷署に分駐所を置く警視庁第二機動捜査隊に、高丸の新しい相棒として白髪頭の定年間際、縞長が着任した。彼は元「見当たり捜査員」という特殊な技能を持っていた。記憶力の衰えた私には到底出来ない力である。痛快な連作短編。

2023/12/29

zero1

人は見かけによらぬもの。それは警察でも同じ。警察小説で知られる今野。異色コンビを描く。34歳の高丸は覆面パトカーで密行(巡回)し、初動捜査を担当する機動捜査隊。強行班係からは軽く見られている。相棒の負傷で着任したのが57歳の縞長。高丸はガッカリしたものの縞長には、ある能力があった。連作短編集だが高丸の成長と2人の会話に変化あり。📚️今年、最初のレビュー。既に2作目が出ている。

2024/01/02

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