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一人二役 吉原裏同心(38) (光文社文庫 さ 18-90)

一人二役 吉原裏同心(38) (光文社文庫 さ 18-90)

一人二役 吉原裏同心(38) (光文社文庫 さ 18-90)

作家
佐伯泰英
出版社
光文社文庫
発売日
2022-10-12
ISBN
9784334794316
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一人二役 吉原裏同心(38) (光文社文庫 さ 18-90) / 感想・レビュー

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KAZOO

主人公が吉原の八代目頭取を兼務して、吉原の復興を始めようとします。ところが金庫にはほとんどお金がなく、前の頭取は自分の懐から補てんしていたようで、最初の大きな仕事が金策ということになります。そこにめどがついたら今度は切見世をを所有しているあるじ夫妻が殺されて陰謀が渦巻く中で、また主人公が裏の顔で活躍をします。今後も結構続いていくのでしょうね。佐伯さんもこれと空也十番勝負(来年早々にも終わりの予定みたいです)だけになりましたのでね。

2022/10/22

やま

幹次郎がんばれ(^-^) 官許の遊里吉原の運営に携わる四郎兵衛会所の七代目頭取・四郎兵衛の非業の死で急遽、京(京都)より戻って来た神守幹次郎が、四郎兵衛会所八代目頭取・四郎兵衛に就任する。幹次郎は、八代目頭取・四郎兵衛と、示現流と眼志流居合の遣い手の裏同心のひとり二役で活躍する物語です。

2023/05/11

はにこ

四郎兵衛の顔と裏同心の顔の使い分けに悩む幹やん。衣装替えまでしてこれはギャグなのか?と思ってしまう。9代目になり、吉原にテコ入れしようとしていくのは面白い。邪魔が入るのは織り込み済みだが、どんな新吉原を築いていくのかこれからも楽しみ。

2023/03/03

吉原会所八代目頭取四郎兵衛と裏同心神守幹次郎の使い分けがしっくりと来ず、ずっとまだるっこさを振り切れずいまひとつ盛り上がりに欠ける。それでもなんとか終盤になって、幹次郎自身が使い分けせずとも良いと思い切るあたりでようやく物語が動き出し、新たな見番所が出来上がったあかつきには麻の身の振り方にも決着がつくのかと期待してしまう。汀女先生と麻との歪な生活が1日も早く終わって欲しいと願う。

2023/01/31

冴子

会所にお金がないことが判明したが、しかし四郎兵衛さん、皆に喋りすぎですよ。「ここだけの話にしておいて欲しいのだが」がすぐ広まるのは世の常。

2023/05/26

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