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サイレント・ブルー (光文社文庫 ひ 17-6)

サイレント・ブルー (光文社文庫 ひ 17-6)

サイレント・ブルー (光文社文庫 ひ 17-6)

作家
樋口明雄
出版社
光文社
発売日
2022-11-09
ISBN
9784334794453
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サイレント・ブルー (光文社文庫 ひ 17-6) / 感想・レビュー

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まるぷー

蛇口を捻れば水が出るという日常、そんなある日全く水が出ないという非日常的なことに見舞われる。天然水に魅入られ移住してきた秋津俊介一家とその周辺の人々に起こる悲劇。ウォーター企業の参入による地下水の汲み上げ開始時期と一致する。企業は地下のことは目に見えないので因果関係は証明できないと逃げる。自治体も癒着や企業から落ちる金のため腰を上げない。行政の対応の緩さ、業績重視の企業、自然と住民を蔑ろにしたありさまに憤怒の思いがした。ガスや電気は応急的には他の手段で対応できるが水の重要性を改めて実感した。

2022/12/02

蛇口を捻れば天然水!八ヶ岳麓にある別荘地で水のトラブルな話。水は生命の源。そんな水ですが涸れてしまったら。飲料水メーカーが地下水を汲み上げているのが原因と思うのだが地下のことは誰にも分からないと逃げられる。雇用を生む大企業は地域に貢献。なかなか大企業には太刀打ちできない。悔しいが泣き寝入りするしかないのか?水のストックはしておこうと思う。

2023/12/10

こばゆみ

豊かな自然と綺麗な水に惹かれ、八ヶ岳の麓に引っ越してきた秋津一家。だけれど突然水が出なくなる!全体を通して水の大切さを知ることができるけれど、中盤くらいから選挙の話がメインになってきて、私個人的には選挙の印象が強いお話だったのでした…

2023/01/05

オオイ

人間が生きるには空気と水と太陽が必要です。

2024/01/30

hiyu

家庭でも社会でも生活には欠かせない水。、それがありきたりではあるが、それが不足する感覚は久しくない。本作はテーマをどこに絞るか悩ましい点ではあるが、人生に必須なものは常に争いの種になるものだとあきらめる印象が強かった。

2023/11/05

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