白姫抄 (光文社コミックス)
白姫抄 (光文社コミックス) / 感想・レビュー
highig
( ^ω^) 処分前に整理読み。CLAMPによる雪山を舞台にしたオムニバス。CLAMPらしからぬはっちゃけた所のない静かで大人しい作り。作画面でも描線は太く、荒々しく、墨を用いて描いた水墨画のような、これまたCLAMPらしからぬ画法ではあるが、コントラストの効いたなかなか味わい深い雰囲気を出している。雪山という人の力の及ばない自然の厳しさを描く、ある種伝統的で日本的なお話となっており、一語で作品の雰囲気を表すなら『悲』。全体的に可もなく不可もない出来で、なんとも書評に困る一冊。 平成四年六月十日初版発行。
2015/12/19
いりあ
CLAMPが1992年に発表した描き下ろしコミック。"ANGELIC LAYER"の天使"白姫"、"X"の眷属神"犬鬼"はこの作品が元ネタです。短篇集で、それぞれがさらっとした内容なのでちょっと物足りなさもあります。舞台が現代ではなく、昔のいつかであったり、ファンタジー的な内容の作品なので、"新・春香伝"の練習だったのかなと思ったりしました。
2011/04/16
きのと
一瞬で読めた。というかCLAMP様は何気に初めてという
2020/12/05
てふてふ
さらっとした内容ですが、絵が美しくて世界に魅入られます。日本美人が美人すぎる。犬鬼ってあの犬鬼ですか??雪は白姫の涙か人の子のそれかーー。
2013/10/16
みや
手放す前に再読
2014/07/07
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