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クリスマス・キャロル

クリスマス・キャロル

クリスマス・キャロル

作家
ディケンズ
坂田靖子
池 央耿
出版社
光文社
発売日
2009-11-27
ISBN
9784334901622
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クリスマス・キャロル / 感想・レビュー

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さらば火野正平・寺

有名な話だが読んだ事が無かったので、この坂田靖子の漫画版をこれ幸いとばかりに読む。1860年の英国のX'mas。日本では桜田門外の変の年。幕末の日本とえらい違いだと思わされる。私は主人公のスクルージみたいな人が嫌いではない。しかしこの人の改心も嫌いではない。人間は絶対に何歳からでも人生をやり直せる。ただ、今いる環境の中で自分を変えるのは勇気がいる事だ。後悔と恐怖が背中を押してくれる事もあるのだ。

2013/11/30

かなりの守銭奴で周りから好かれない存在のスクルージ。クリスマスの霊に案内されて自分の過去、現在、未来を訪ね歩くが、その足取りはマーリーと対面したことをきっかけに踏み込んだ内省と思索の軌跡なのである。いかにも憎々しいスクルージが、情に溢れる存在となり、そのギャップが非常に面白かった。

2020/12/24

ちはや

【KU】クリスマスの時期に読まなきゃなーと思うクリスマス・キャロル。スクルージみたいな守銭奴にはならな、いや、なれないけど、後悔のない人生だけは送らなきゃね。

2020/12/13

小紫

イギリスの雰囲気がとてもよく出ている作品でした。あっという間に昔の倫敦へとタイムスリップしたような気分になれる画です。吝嗇漢のスクルージですが、生きている時に大事なことに気がつけて良かったと、読み終わる頃にはじ〜んときてしまいました(笑)。原作本の方もいつか読み直したいと思います。年の瀬とか、年明けとかの特別な時に読んだら、自分の心を浄化できそう(笑)!

2015/01/18

文句有蔵

ああ、やっぱり坂田靖子はいいなぁ。なんてことはない話なのに、これしかないというふうに仕立て上げている。この物語で一番好きなのは、スクルージが会社の名前にマーリーの名を残したままにしてあるところだ。書き替えるとお金が掛かるだけだから?否。死んでから後も、スクルージを心配して出てくるほどのお人好しを「友達」と呼ぶのだと、スクルージは知っていたからさ☆……と、思いたい(^-^;) 漫画というよりは絵本のジャンルに入れてあげたいような、小品なれども名品にて逸品である。出来ればクリスマスに読み聞かせたい物語☆

2014/06/29

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