KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

諸怪志異 第一集 伝奇編 (コミック叢書SIGNAL)

諸怪志異 第一集 伝奇編 (コミック叢書SIGNAL)

諸怪志異 第一集 伝奇編 (コミック叢書SIGNAL)

作家
諸星大二郎
出版社
光文社
発売日
2011-01-30
ISBN
9784334901783
amazonで購入する

諸怪志異 第一集 伝奇編 (コミック叢書SIGNAL) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ナハチガル

昔、西遊妖猿伝をちらっと読んで印象に残りはしたものの、北斗の拳やドラゴンボールの方が面白かったのでそのままにしていたが、最近偶然この本の存在を知り、聊斎志異がモチーフになっていると知ってつい手に取ってしまい、はまってしまった。いかん、ツボ過ぎる。漫画なんか読んでるヒマないのにと言いながら、漫画というメディアの威力を再発見させられてしまった。読む暇も置く場所もないのに…『異界録』の壮大で鮮烈なイメージが素晴らしい。「私たち傒嚢は外へ出た途端死んでしまいます。体も人生も裏返しになっているのですから」A+。

2021/03/24

ぐうぐう

再構成・編集されているSIGNALで再読する『諸怪志異』。なるほど、伝奇ものばかりを集め、しかも『私家版魚類図譜』に収録されていた「鮫人』が入っているなど、オリジナルとは少し違う感触がある。しかし、おもしろさは微塵も変わらない。この手の故事を元にした短編は、どこか説教臭くなってしまうものだが、諸星大二郎が描くと、それ以上に怖さであったり、怪異であったり、奇想であったりするものが圧倒的に迫ってくるので、おもしろさの中に教訓が適度に滲んでいくのだ。本当におもしろい!

2011/12/18

neimu

内容に関しては全て今まで持っているのに、新しく出ると買ってしまうのがファンの常。小5の娘には「暗い話ばかりだね」と一蹴されてしまいましたが、それでも『マッドメン』を書いた人だねと見抜いたのは二重丸。よしよし、娘よ、漢文や古典、聊斎志異や捜神記など読めるようになったらこのシリーズを読んでみてね。

2011/02/16

5〇5

あらこれ、諸星版「聊斎志異」なのねぇ。神に仙人、妖術使いと妖怪変化の類、魔界に異界。これぞ諸々の怪と異の志(記録)なのねぇ。諸星にも掛けて「諸怪志異」ってわけね。

2022/07/10

jansato

前に出たものの豪華版なのでそんなに発見とかはないんだけど、いつ読んでも人間が裏返っちゃう話が恐いなあ。ホラーとコミカル話が、7:3ぐらいの配分で収録されているのが個人的にベネ。

2011/02/24

感想・レビューをもっと見る