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奇縁七景

奇縁七景

奇縁七景

作家
乾ルカ
出版社
光文社
発売日
2015-07-17
ISBN
9784334910341
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奇縁七景 / 感想・レビュー

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❁かな❁

すごく色んなお話で面白かったです★七つの言葉から生まれた奇妙な物語*乾ルカさんの作品を読むのは2作目。かなり気持ち悪いのから、じーんとさせられてしまうものまであり、とても楽しむことができました♪1章がキツイことは聞いてましたが本当にキツかった(>_<)読みながら、ぎゃー!無理ー!って何度も思いました(笑)それを乗り越えれば後は色々楽しむ余裕が出てきます!「夜の鶴」「黒い瞳の内」は涙しました*「報いの一矢」も怖い。「岡目八目」はその後が見れて嬉しかったです♪ただ最後のが誰のものかわからなくて残念^^;

2015/10/19

takaC

中途半端につながった七話。いや、七話全部がつながっているかは定かではないなと思って再確認した。6話目の田之上加奈子の通夜である7話目の式場の職員が1話目の瀬戸万理さん、弔問に来た従姉が2話目の坂上栄子さん、加奈子の夫文弘の市役所後輩が5話目の上原みずきの父、加奈子の看護婦後輩が4話目の大杉和歌子さん、加奈子の妹夫婦が住む道南の町が3話目の石井和則の出身地。こんなもんだろうか?身元不明の人骨たちも関係者かもしれないけどそれはよくわからず。

2017/01/05

青蓮

読友さんの感想から。乾ルカさんは初めて読みました。「虫が好かない」「目に入れても」「報いの一矢」「夜の鶴」「只より高いもの」「黒い瞳の内」「岡目八目」収録。どれも面白く読みました。虫だらけの食べ物を無理矢理食べさせる「虫が好かない」は虫嫌いな私にとって読むのが辛かったです。野菜を見る度に思い出しそう。「目に入れても」はよくありそうな話で、ある意味自業自得かなと言う所。大物占い師によって人生が壊れていく「報いの一矢」、子供の頃から瞳の中に棲む男がいる「黒い瞳の内」がお気に入りです。

2016/01/09

みっちゃん

上手い!と思った。どの話もこの人、どうなっちゃうんだろ、私はどんな世界に連れていかれちゃうんだろ!?不穏な空気にドキドキして読んだ。そして結末にふぅ〜とため息。幼い頃から彼女の瞳の中にあったモノの正体は!?【黒い瞳の内】が1番好き。最終話はその話の後噺であり、これまで登場のあの人この人が揃い踏みでまさに「奇縁」と感心したが、肝心の謎解きのオチが私には???もやもやしながら表紙に戻り、彼女の瞳の奥に何か仕掛けは?と探してしまった。

2015/09/11

相田うえお

★★★☆☆18028 ゆる〜くゾッとする短編集。特に最初の作品は強烈〜!①★5!昔話 三枚のお札に出てくる老女の様な怖さ〜インパクト大!②★4!好きで一緒になった夫婦でも少しずつひずみが蓄積して熟年と呼ばれる頃に大爆発する事があるんだろうなぁ〜。③★2!ネットで情報が拡散するスピードは凄まじいですし止める事も難しい。怖いね。④★3!母を失い父は子を家から追い出したがラストでそうなるとは。。⑤★2!ワンコ飼いの話⑥★4!愛っていいなぁ。ラストはジーンときました。⑦★2!自分の葬式を見てみたい気もします。

2018/04/08

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