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黒猫の小夜曲(セレナーデ)

黒猫の小夜曲(セレナーデ)

黒猫の小夜曲(セレナーデ)

作家
知念実希人
出版社
光文社
発売日
2015-07-17
ISBN
9784334910396
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黒猫の小夜曲(セレナーデ) / 感想・レビュー

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hiro

『優しい死神の飼い方』に続いて、このファンタジックミステリーの第2弾を読んだ。前作の犬のレオに変わって今度の “死神”は、黒猫のクロ。もちろんクロの仕事は、この世に未練を残し地縛した魂を『我が主様』のところへ導くことだ。前作と同じく人間にない能力をもつ主人公の“死神”が、簡単には事件の謎を解けずに、我々読者をミスリードしていくところが、このシリーズの面白いところだ。そしてシリーズの二作品を読んでみると、同じ“死神”でも犬と猫の違いがでていて、そこも面白かった。レオも登場するので、レオのファンにはお勧めだ。

2016/03/03

たっくん

高位の霊的存在「道案内」の僕は地上に降臨した。生前に残した強い強い想い「未練」に縛られた「地縛霊」を説得し「我が主様」のもとへ導く。記憶を失くしたという魂に出会った僕は、昏睡状態の女性麻矢にその魂を入れ、飼い猫クロとして魂の救済を始める。自殺か、交通事故死した純太郎、妻を殺害し夫は自殺したと思われた事件の疑問を持つ刑事千崎・・救済する魂たちは何故かある製薬会社の関係者ばかりだった。クロと「麻矢」は事件を調べ始まるが・・「呪いのタトゥー」二転三転、驚きの真相。「優しい死神の飼い方」の続編。お勧めです。

2018/01/28

しんたろー

『優しい死神の飼い方』が良かったので続編…前作で主人公の同僚が黒猫になって活躍する話…記憶喪失の魂を意識不明の体に入れてあげて、二人三脚(一人と一匹だと当てはまらないか)で謎の殺人事件へ挑む。ミステリ度がアップして、ファンタジーとの塩梅も良くて、ハラハラしながら楽しめた。ホッコリ度やウルウル度は薄めになったが、世界観は変わっていないので満足。友だちの素敵さと人間の功罪を適度の散りばめているので、軽くなり過ぎないのも好き。前作のレオが、正に「友情」出演して活躍したのも嬉しい。第3弾も書いてくれれば読みたい♪

2017/11/11

ダイ@2019.11.2~一時休止

死神その2。レオも登場しますが今回の主人公は黒猫のクロ。エピローグがイイ。次作はどんな動物だろうかすごく楽しみ。

2015/07/30

takaC

クロ「僕はなんでも知っているんだよ」オレ「ほとんど知らなかったじゃないか…」沙耶香時代の記憶は麻矢に残せるのだろうか? 『プロローグ / 第1章 桜の季節の遺言状 / 第2章 ドッペルゲンガーの研究室 / 第3章 呪いのタトゥー / 第4章 魂のペルソナ / エピローグ』

2015/09/07

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