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海妖丸事件

海妖丸事件

海妖丸事件

作家
岡田秀文
出版社
光文社
発売日
2015-09-17
ISBN
9784334910532
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海妖丸事件 / 感想・レビュー

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Bugsy Malone

探偵月輪シリーズ第3弾。明治期を舞台にした本シリーズの今回の事件は船上の連続殺人事件。前作の陰湿な事件と比べると大分明るめな趣きで読めました。トリックも面白い。今作を読んで、月輪探偵、いよいよかの最悪迷探偵法水麟太郎に似て来た様な気がした。この調子で次作もよりいけ好かなさを発揮して欲しい。そこがまた好きなので。

2017/10/15

たち

途中に二ヶ所、見取り図が載っているのですが、これが出てくると、あぁ、なんか事件が起きるな。と、わかっちゃうのが少し残念。巻頭に載せたらいいのになぁ~と思いました。ミステリーにこうした見取り図ってよく載っていますが、オバケやしきに入る時みたいにワクワクして大好きです。

2018/10/02

ばんだねいっぺい

 昔なつかしい探偵小説の雰囲気が横溢していてたのしく読んだ。甘口カレーだけど、好きだな。こういうのは。

2017/02/10

mika

舞台は豪華客船、クローズドサークルもの。さらに一等客室という狭いエリアで起こる連続殺人。仮面舞踏会、宝石盗難、殺人予告、劇中毒殺など、そそられるネタが満載でした。そしてラストの意外や意外な犯人はわからなかったなぁ…。登場人物それほどいないのですが…。なかなかのトリック。しかし、、、何だろう全体的に淡々としていて何か物足りない感が残る…。

2015/10/29

そうたそ

★★★☆☆ 「月輪」シリーズ三作目。今回の舞台は豪華客船内。古き良き本格ミステリの雰囲気を味わえる作風は相変わらずで読んでいて非常に心地よい。ただ、前二作と比べると、明治史とミステリの融合というこのシリーズの醍醐味は、本作では少し損なわれているような気もした。舞台も始終船内という狭い場所なので、こうなってみると時代設定が明治であることの必要性がいまいち感じられなくなる。明治時代にはこれがないあれがないというネガティブな意味での必然性だけでは物足りない。終盤の謎解きも前二作ほどの驚きはなく。

2015/10/19

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