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推理は一日二時間まで

推理は一日二時間まで

推理は一日二時間まで

作家
霧舎巧
出版社
光文社
発売日
2016-07-15
ISBN
9784334911041
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推理は一日二時間まで / 感想・レビュー

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🐾Yoko Omoto🐾

「秘密基地」という名のレンタルスペースに集うのは、戦隊もの・テレビドラマ・ゲーム・アイドル・オカルトなどなど様々なサブカルオタクの面々。経営者の美樹を中心に、彼らが独自の目線で事件に首を突っ込み掻き回すドタバタミステリ。会話のテンポは良く人死にもないので気楽に読め、最終章の真相は流石の面白さだったが、大人たちがジョークか本気かわからない深夜枠のノリで日常の謎を推理するという設定や、各章の謎そのものに、残念ながらあまり入り込めなかった。新作は嬉しいが、シリーズものがどうなってるのかそっちが気になる。

2018/01/28

ダイ@2019.11.2~一時休止

連作短編集。レンタルスペースの秘密基地で巻き起こる事件。人物の設定が混乱する中、最終話でさらに混乱。多分伏線は回収されたんだろうけどややこしい・・・。

2016/07/29

さっこ

タイトルに惹かれて読みました。カラオケボックスを改装したレンタルスペース「秘密基地」利用者はヒーローコスプレイヤーや気功老人やゲームマニアなど一癖も二癖もある人達。変な建物、変な人に変な事件。脱力系の面白さがあった。それぞれの章の表題が面白い。

2022/03/06

ゆにこ

初読みの作家さん。変わり者のキャラクターばかり登場し会話が多いので、頭の中で整理するのに時間がかかり読みにくかった。

2016/09/12

九月猫

霧舎作品、10年ぶりくらい……こんな脱力系だったっけ?潰れたカラオケボックスを居抜きで購入した美貴が始めた商売は、レンタルスペース「秘密基地」。全身タイツの戦隊ヒーローコスプレ、テレビドラママニア、RPGを現実に持ち込むゲーマーなどなどの変わったオタク店子たちと、クール(セコイともいう)な大家の美貴との会話が中心の脱力系ミステリ連作。お店の外にも出るんだけど、シチュエーションコメディみたい。深夜枠で15~30分のドラマにすれば楽しそう。毒にも薬にもならないけど、おもしろかった。オチはイマイチだったけどね。

2016/09/24

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