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月と太陽の盤 碁盤師・吉井利仙の事件簿

月と太陽の盤 碁盤師・吉井利仙の事件簿

月と太陽の盤 碁盤師・吉井利仙の事件簿

作家
宮内悠介
出版社
光文社
発売日
2016-11-17
ISBN
9784334911317
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月と太陽の盤 碁盤師・吉井利仙の事件簿 / 感想・レビュー

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散文の詞

碁盤師という職業があるのかと、新鮮な驚きとともに、連作短編の妙を生かした感じで、サクサクと読めるミステリーです。まあ、現実にはどうなんだろう?と思うところも有りましたけど…。 しかも、短編集と言いながら、全体がまとまっている感じで、最後の話は切ない。 ただ、短編なので、本格物というわけにはいかないだろうから、このタイトルはどうなんでしょうね? 碁盤師や愼という棋士なんについてもっと、掘り下げてぜひ長編に描いてほしいですね。

2020/09/24

ダイ@2019.11.2~一時休止

連作短編集。連作短編集。宮内さんのミステリー第1弾?。囲碁はよく知らなかったんですが、気軽に碁盤に石も置けないって碁盤は鑑賞する芸術品か?。

2016/12/15

jam

あらゆるものに宇宙があり神が宿るということを、日本人は昔から知っていた。物事の本質は、細部のリアリティにあることを、様々な分野のプロフェッショナルが具現化する。知識や技術の結晶はやがてひとつの水脈に収斂され、滔々と流れる。何かを学びつきつめることは、総てを知ることに他ならないし、自ら選んだ道であれば、苦難をも人は超える。政治や学校が教えなければならないことは、多様性のなかの選択であり世界の成り立ちの基本である。今、脚光を浴びる若者らに学ばなければならないのは、求道者としての生き方なのだろう。

2018/04/20

山田太郎

SFっぽい方がこの作者好みなんだけど、ミステリっぽいのできたけど、これはこれで面白かった。そろそろどかんとした傑作がでてきそうな気がするんだけどな、この作者。

2017/05/31

keroppi

宮内悠介さんのミステリというので読んでみた。確かに事件は起こり、謎解きもあるのだが、この混沌とした感じは、宮内さんらしい?碁盤の宇宙に迷い込んだよう。

2017/01/11

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