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ノーマンズランド

ノーマンズランド

ノーマンズランド

作家
誉田哲也
出版社
光文社
発売日
2017-11-16
ISBN
9784334911928
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ノーマンズランド / 感想・レビュー

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starbro

誉田哲也は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。姫川玲子シリーズは、全作読んでいます。しかしこのシリーズで、北朝鮮の拉致問題が取り上げられるとは思いませんでした。本書は究極の純愛小説とも言えます。通勤電車の中で思わず涙ぐんでしまいました。400P強一気読み、今年のベスト20候補です。著者が更に右化しているのが、少し気になりましたが・・・

2017/11/29

ゆのん

姫川シリーズ。久しぶりの姫川シリーズ。相変わらずの面々の登場に嬉しくなる。私の好きなイマハルやガンテツがあまり出て来ないのは少し残念だが、気になる新キャラ登場で続きを早く読みたい。日本が抱える国際問題を軸に切ない結末になり、相変わらず犯人を嫌悪しきる事の出来ない内容に複雑な思いはあるが、アッという間に読んでしまえるのは流石誉田さん。国奥先生は引退、菊田も試験をパスしていたりと時の流れも垣間見れ良い仕上がりになっていたように思う。とにかく続きを早く読みたい。

2018/03/27

タイ子

姫川玲子、まだ引きずってるんだぁ、林統括主任のこと。 菊田さんは今や家族もできて幸せそうだし。と、読み進むうちに方向が予想もしなかったところに…。拉致問題、自衛隊、憲法第9条。姫川が追う事件とそれらがどうつながってどう着地するのかが本作の読みどころかな。重い(殺人事件で軽いのはないけど)中で湯田康平刑事の純粋さと明るさがなんかホッとさせてくれる。次作も出てね(笑)。で、姫川さんになんだか春の予感がするんだけど…。 彼女も色々あったから少しは幸せを味わってもらいたいなと親戚(勝手に)のお姉さんは思うのです。

2018/01/16

海の仙人

殺人事件が別の殺人事件に、そして北による拉致事件にまで遡っていく、タイムリーな北の不穏な動きとも繋がり、楽しめました。最後は、新たな事件の臭いがして、姫川班の次の活躍が楽しみです。

2017/12/21

いつでも母さん

心の底から待っていた姫川班。女子高生が行方不明の事件がこっちと繋がるかぁと、キナ臭い感じのシリーズスタートだったが、どうにも脳内で竹内裕子や西島秀俊に勝手に変換される。新しいキャラの検事登場で、菊田の想いは何処に辿りつくのだろう。(菊田の妻の気持ちはこの際棚上げ)その結ばれないじれったさが好きなのだけれど。どうして姫川は癖のある男に出逢っちゃうかなぁ・・そしての葉山。ガンテツの許でどんな風に変化していくのだろうか?誉田先生、早めに次をお願いしたい。

2017/12/03

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