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ギニー・ファウル

ギニー・ファウル

ギニー・ファウル

作家
前川裕
出版社
光文社
発売日
2022-06-21
ISBN
9784334914707
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ギニー・ファウル / 感想・レビュー

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巨峰

主人公の大学教授兼作家が読書メーター(みたいなところ)を常時チェックしていて、その賛否が半々というのが面白かったw実際そんな感じですよね。おまけに主人公に言い寄ってくるような卒業生や在校生は、主人公を異性として意識しているんじゃなくて別に目的があることと、それに主人公は気づかずに一度ならずも二度も鼻の下をのばすところもなんかこの主人公が前川さんの投影なら自虐的だなぁとおもいました。事件は、気持ち悪かったです。それから不明点のおおいところもスッキリいかない感じです。まぁ、現実の事件はそうなのかもしれません。

2024/02/09

rosetta

★★★✮☆この不思議なタイトルはホロホロ鳥のこと。10年前の一家失踪事件を追う、大学教授でありドキュメント作家の稲本。そして今も新たな殺人事件やオウムの様な弁護士誘拐殺人が発生し、それは10年前の事件とも繋がりがあると思われる。カルト化した宗教団体が仕掛けるネットビジネス。幾つもの未解決事件を繋げ合わせて再構成したような小説。コロナの影が登場人物の行動を制限するのって本当に現実同様うっとおしい!真犯人の正体を含めて分かりやすいミステリーに仕上がっている。

2022/07/18

のりすけ

キャラが立っていないのか自分の記憶力の衰えがひどくなったのか「あんた誰やったっけ?」が多くてちょっと読むのに難航。内容はそこそこエグいとは思うのですが如何せん淡々としすぎてて、あ、そうなんだ…な…。

2022/12/13

hushi亜子

前川さんの好きな女性のタイプなのか、いつも出てくる女性には一貫性があってそこもなんか怖いが。 教授と学生というのも好きだなぁ。 でも素人の教授なんだから危険なところに行ってはダメさ。 ギニーファウル、ほろほろ鳥ね。

2024/01/07

みいやん

大学教授で小説家でもある主人公は未解決事件のドキュメンタリー小説を描こうと試み、さらにマルチ商法とカルトの団体がらみの事件にも巻きこまれて…全体な不穏な空気は作者の持ち味なのだろうが、う〜ん、おもしろかったか?と言うと??

2022/08/01

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