短編で読む推理傑作選50 下
短編で読む推理傑作選50 下 / 感想・レビュー
Tanaka9999
1995年発行、光文社の単行本。25編。アンソロジーに採られる名作ぞろいだけに、既読も多い。宮部みゆき『刑事の財布』解説にもあるが、財布語りの連作の一編。最終話に近づくにつれて連作としてのクライマックスの緊張が強まったと思うが、たしか前半であるこのあたりはまだ前菜のような感じだったと思う。だからことアンソロジーに採用されるのだが。綾辻行人『どんどん橋、落ちた』変わった作品という印象だし、実際アンソロジーに入っても変わっているのだが、変化球の作品が他にも多いせいかそこまででもない印象になった。
2024/03/14
mitsuru1
下巻は佐野洋から西村京太郎まで25篇。20年前の出版ですが、新しいだけ(笑)既読作も多かった。感じも掴み易く上巻より読み易かった。しかし50の作品の版権の問題も有るだろうが、一冊2800円は、なかなか。図書館に感謝。
2015/10/25
えいじゅ
作家さんはすごい!!古い話でも小道具や時代背景が昔なだけで、内容は面白い!超堪能致しました!
2010/01/14
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