比翼
比翼 / 感想・レビュー
takaC
一〜四の部屋(職人気質・奇術の妙・怪異譚・恋の涯)に分けられてはいたが、どれも恋ベースだったかな。若干食傷気味。
2014/06/12
タカギ
装丁の紋様を、紋章上絵師でもある著者が作画している。11からなる短編集。「職人気質」「奇術の妙」「怪異譚」「恋の涯」と部屋が分かれている。しかし職人や奇術の部屋にも情愛の色は濃く、そして全ての話にサスペンスが匂う。そこはやはり推理小説家でもあったからだろうか。
2016/03/13
fengui
章ごとにテーマが分かれておりました。 ジャンルも多彩、全て泡坂さんらしき作品。
2013/04/22
ophiuchi
名前が通ったベテランミステリ作家ですが、著書を手にとったのは初めて。得意のマジックものから艶っぽい話まで、ヴァラエティに富んだ短編ミステリを楽しみました。
2013/03/10
yonemy
短編集の読後「人の心は難しい」と実感。朴念仁な私には思いもよらないような「オチ」ばかり。ミステリーなのだから謎がかけられ、解があるのだが、「ほう!そうきたか~」と驚くものばかり。特に「女の情念」が絡むものは、連城美紀彦氏にも通ずるほどの生々しい重苦しさ。昭和中期の恋愛は思い詰めるスタイルなのでしょうか。泡坂ワールドにはまりそうな予感☆
2019/10/01
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